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格安データ通信SIMを買って格安に使い倒す! 第21回

ドコモの225Mbps対応ルーターと格安SIMを組み合わせて使ってみた!

2015年03月19日 12時00分更新

文● 正田拓也

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家族でパケットをシェアすればドコモ契約は272円から

コンパクトなWi-Fi STATION HW-02G

コンパクトなWi-Fi STATION HW-02G

 格安SIMに比べれば高いドコモ契約のデータ回線。とはいえ、新しい回線に興味しんしんの人も多いはずなので、Wi-Fi STATION HW-02Gを格安で利用できる方法を最後に紹介しておこう。

 前回の記事でドコモのWi-Fi STATION HW-02Gの維持費は、安い店で一括購入し、データ回線を単独で申込すると月間2GBの高速通信容量で月額3512円(ユニバーサルサービス料の2円込)がかかることがわかった。

 しかし、家族で10GB以上のパケット料金プランを契約している場合で、パケット容量的に十分余裕がある場合は、もっとお得に利用することが可能だ。

 その方法は、家族で10GBの「シェアパック10(小容量)」以上を契約していれば、モバイルルーターの利用は基本料が1296円、パケットの「シェアオプション」が540円、プロバイダーのmopera Uシンプルが216円、ユニバーサルサービス料の2円の合計2054円。

 さらにここから月々サポートの1782円(3月18日時点・新規加入)を引くと月額272円で利用できることになる。

 また、自らがドコモの新料金プランでスマートフォンを使っていれば、「2台目プラス」で利用することもできるが、その場合は月々サポートの増額がなく、「2台目プラス」を含んで月額2378円となる。

 そして、基本的なことだが、どちらの場合にも、パケット容量はほかの回線からおすそ分けしてもらう形になるため、元の回線の使用量がぎりぎりならば、パケットのプランを大きいものに変更するコストアップにも注意しなければならない。

 格安SIMと新登場の225Mbpsサービス「PREMIUM 4G」。どちらも支払うお金に見合った価値が十分あるサービス。維持費と快適度を十分に検討し、各々に最適なサービスを選んでほしい。

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