LGエレクトロニクス・ジャパンは、ティアリング(チラつき)やスタッタリング(カクつき)を低減する「FreeSync」技術を採用した、21:9のワイド液晶ディスプレー「34UM67-P」を4月下旬に、「29UM67-P」を4月上旬に発売する。価格は34UM67-Pが9万円前後、29UM67-Pが5万6000円前後。
FreeSyncは、滑らかで高速な描写を可能にする機能。フレームレートが一定ではないゲームにおいて、グラフィックカードと液晶ディスプレー間でリフレッシュレートを制御し、ディスプレーとコンテンツを同期させることで「ティアリング」「スタッタリング」を低減している。
そのほか、グラフィックカードから受信した信号を、ディスプレーのスケーラーチップを通さず直接信号を画面に出力する「DAS(Dynamic Action Sync)モード」を搭載。これにより、タイムラグを抑えて早い画面描画が可能になっているという。また、暗い部分を自動で明るく表示する「ブラックスタビライザー」機能も搭載している。
サイズは34UM67-Pが幅830×奥行き173×高さ469mmで、重量は7.3kg(スタンド含)。29UM67-Pは幅702×奥行き181×高さ418mmで、重量は6.2kg(スタンド含)。入力系統はDisplayPort、HDMI×2、ヘッドフォン出力×1。スピーカー出力として34UM67-Pは7W+7W、29UM67-Pは5W+5W備えている。
