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「Icewall SSO」によるOffice 365のシングルサインオン対応も発表

日本HPが「Office 365 マイグレーションサービス」提供開始

2015年03月17日 06時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は3月16日、同社のWebシングルサインオン製品「HP Icewall SSO」が、マイクロソフト「Office 365」の認証連携製品として認定されたことを発表した。同時に、Office 365の導入/移行へのコンサルティングサービスの提供も開始している。

 Icewall SSOは、複数のアプリケーションに対するシングルサインオン(SSO)とアクセスコントロールを可能にする製品。今回、Office 365の認証連携プログラムにおいて「サードパーティーID プロバイダー」に認定された。

 これにより、ユーザーがIcewall SSOで認証(ログイン)を行うだけで、Webブラウザ/デスクトップアプリのどちらからでもOffice 365にアクセスできる環境が構築できる。管理者には、ユーザー管理やポリシー管理、アクセスログをIcewall SSOで一元的に管理できるという利点がある。

HP IceWall SSOとOffice 365との認証連携イメージ

 日本HPでは、Icewall SSOがOffice 365の認定済み製品となったことで、事前検証に時間を費やすことなく導入が可能となり、さらに認証連携に関するOffice 365のサポートをマイクロソフトから受けられる、とそのメリットを説明している。

 さらに日本HPは、「Office 365 マイグレーションサービス」の提供開始も発表している。メニュー例として、移行による影響のアセスメントや方針策定支援、オンプレミスの「Exchange」「SharePoint」のクラウド移行支援、社内Active DirectoryサーバーとOffice 365との連携/同期環境構築、リバーベッドの「Steelhead Cloud Accelerator」を用いたトラフィック最適化、といったサービスをラインアップしている。

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