体積比約1/2、コードレスで最大約14時間稼働の3Dファン
一方3Dファンは、体積比で約1/2とし、コードレスで最大約14時間稼働。充電池を含んでも約3.2kgの軽量設計が特徴だ。
こちらでは、アホウドリの翼をもとに、直進性の高い風を作る細くて、鋭い羽形状を採用。自由自在に首が動く3Dターンとの組み合わせによって、部屋の空気を効率よく循環。エアコンと併用することで、偏りやすい空気を広げ、節電ニーズにも応えられるという。
そのほか、センサーによって空気環境を知らせるみはり機能、温度や湿度にあわせて自動で風量を調整するセンサー自動モード、ワンタッチで衣類消臭を行う衣類消臭モードの搭載などの特徴がある。
市場想定価格は、コードレスによって使用場所を限定しない上位モデルの「PJ-E2DBG」が3万2800円前後、標準モデルの「PJ-E2DS」が2万2800円前後。いずれも税別。
プラズマクラスター除湿器「CV-EF120」「CV-E71」
新たに投入するのが、プラズマクラスター除湿器「CV-EF120」「CV-E71」だ。同社が新たにこの市場に参入する背景には、拡大する部屋干しニーズへの対応がある。
シャープの冨田副本部長は、「花粉や有害物質が洗濯物に付着するという不安から、洗濯物を外に干せない悩みを持った家庭が年々増加している。この結果、ファミリーは広いリビングで大量の衣類を乾燥させたり、単身者や若い共働き世帯では、サニタリーで夜間に衣類乾燥を行うというケースが増加している。これからも部屋干しニーズは拡大するだろう」と前置きし、「プラズマクラスターイオンを活用することで、除菌と消臭をしながら部屋干しができる」と、新製品のポイントを訴求する。
広いリビングでの使用に適した空気清浄タイプの「CV-EF120」は、除湿とプラズマクラスター、HEPAフィルターを搭載。広角自動スイングルーバーにより、上下最大約180度、前方向下向き最大約70度で送風。床面の湿度にも対応できる。また、狭い場所でも使えるコンパクトタイプの「CV-E71」は、横約30cm、奥行約20cmというA4サイズの面積であり、場所を選ばずに置けるのが特徴。両製品ともハンドル付きタイプを採用しており、排水時の使いやすさを追求。CV-EF120では、沖縄や九州南部地域での利用を想定して連続排水も可能にしたという。
市場想定価格はCV-EF120が5万9800円(税別)、CV-E71が3万5800円(税別)。