このページの本文へ

日英中に翻訳可能、ズーが医薬品の説明書印刷ソフト「お薬プリントリンガル」を発表

2015年03月13日 22時12分更新

文● オオタ/ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

年々増加していく訪日外国人数。滞在中に怪我や病気になって病院に来る人数も当然増加していく

 ズーは、城西国際大学との共同研究により、 日・英・中国語での医療用医薬品・OTC医薬品の説明書印刷ソフト「お薬プリントリンガル」を発表。調剤薬局・ドラッグストア・免税店向けに4月からダウンロード販売される。価格は年額2万5000円(税別)。

 お薬プリントリンガルは、薬の効能や用法・容量、服薬時の注意などの説明書を日・英・中国語で出力できるアプリケーション。薬はキーワードやJANコードで検索できるほか、過去に調べた薬は履歴として表示される。

お薬プリントリンガル

薬は薬品名やJANコードで検索でき、添付文書の確認も行なえる

薬の説明書を印刷する画面で英語と中国語に翻訳することができる

 また、初回起動時にネットワークでアクティベーションするほか、薬のデータを更新するため、インターネット接続は必須となる。対応OSはWindows 7以降。iOS版も検討しているそうだ。

国にないなら自分たちで作ろう
社の柱として位置づけている調剤ソフト

 発表会場には同社代表取締役社長の宮島仁一氏が登壇。同社の1つの柱として調剤ソフトを開発してきたことを触れ、「日本に来た外国の方にも母国の言葉で薬を理解して欲しい」という思いからリリースしたとコメントした。

同社代表取締役社長の宮島仁一氏

免税店での購入品目として、意外なほどに家電よりもはるかに多く、医薬品系が上位を占めている(観光庁のHPより)

城西国際大学の山村重雄教授は、薬剤師や調剤師が外国の方に薬効を説明するハードルを少しでも下げてあげたいと解説した

 お薬プリントリンガルは、外国語学部と薬学部の2つの学部を持つ城西国際大学と共同研究している。翻訳では、中国語に大変苦労したという。例えば、一言で頭痛と言ってもさまざまな呼び方がある。翻訳作業では、複数の中国語理解者に監修を依頼し、1番一般的で間違いなく伝わる言葉を選んで翻訳したそうだ。今後は英語・中国語以外の言語への対応も目指していく。

■関連サイト

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン