楽天(株)は12日、ライドシェア(車の相乗り)サービスを提供する米Lyft社(米国・サンフランシスコ)に3億ドル出資すると発表した。
Lyft社はシェアリング・エコノミーの先駆的な存在。同社は楽天の出資により調達した資金を、サービスの拡大や米国内外での事業拡大に充てる。楽天は、急速に成長を続ける業界のリーディングカンパニーであるLyftを支援。将来的な事業展開を検討していると見られる。楽天の三木谷浩史社長は「Lyftこそが経済の将来型。シェアリング・エコノミーはサービス業界を根本的に変え、社会に恩恵をもたらす。個人や社会の潜在能力を引き出すLyftのようなビジネスが、将来へのカギを握っている」とコメントしている。