T教授の「戦略的衝動買い」 第323回

20mmボディーに3つのフィルターを内蔵した極薄レンズを衝動買い！

常時コンパクトなスタイルで持ち歩ける
スマップシューターにはおすすめ！

パンフォーカスで極めて曇天の日の朝に撮影。35mm換算で37mmとなる

1m～でフォーカスがなんとなく合う

クロスフィルターを使って近所のマンションのエントランスを撮影

　コンパクトで携帯性能に優れ、レンズカバー代わりに持ち歩ける24mmF8.0パンフォーカスレンズは、それなりの撮影結果や効果をもたらしてはくれるが、もちろん過度な期待は禁物だ。

被写界深度の極めて浅いFUJIFILM 35mmF1.4での撮影

　昨今流行りの被写界深度の極めて浅いピンフォーカースな撮影がお好みの方には満足感が極めて少ない結果になるかもしれない。画角で遊んだり、常時カメラをコンパクトな状態で持ち歩き、シャッターチャンス第一をモットーとするならその価値は十分あるだろう。

簡単にフィルター選択が可能で適価なフィルターレンズは使い方次第で便利に活用できる

　しかし、その方向に価値付けをすれば、今度は忘れていたスマホ内蔵デジカメとの比較が気になるところだ。フィルターレンズの外観カラーはブラックとシルバーの2種類。

　3つのフィルターとレンズカバーの役目を果たす回転式ダイアルを備えたXマウントフィルターレンズが1万円前後なら、ミラーレスのスナップシューターには効果的な選択肢のひとつだろう。

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• 製品情報

今回の衝動買い

アイテム：Xマウントフィルターレンズ　ブラック

価格：ヨドバシ・ドット・コムにて1万250円で購入

T教授

　日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
　T教授も関わるhttp://www.facebook.com/KOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。