AMD CPUを採用した格安ネットブック
Aspire Oneにインストールしてみた!
次いでAspire Oneへの導入を試みた。こちらは国内のメーカー製PCとは異なり、独自のソフトウェアなどはほとんどインストールされていない。
CPUにはデュアルコアのAMD C-50(1GHz)、グラフィックスにはRadeon HD 6250を搭載するなど、ノートPCとしては異色のスペック。
C-50はAtomのような省電力タイプのCPUで、デュアルコアながらクロック周波数も低く、VAIO type Pとさして変わらないのでは、と予想していた。
一方で、Aspire Oneのリカバリソフトウェアにはドライバやソフトウェア一式をUSBメモリーに書き出せる機能があるため、万一、クリーンインストールでドライバーが自動的用されなくても、自力で導入できそうだ。そのため、今回はクリーンインストールを試してみた。
15分ほどでインストール完了!
クリーンインストールでも快調に動作!
時間がかかるだろうという事前の予想に反してインストールは快調に進み、15分ほどで完了した。
Aspire Oneを利用していると、Windows Updateなどで30分ほど利用できなくなることが多々合ったため覚悟していたが、拍子抜けするほどスムーズに終わった。
初回の起動時に何度かエラーが発生したものの、再起動すれば再び処理がはじまり、数回の再起動ののちに正常起動するようになった。
ドライバー類も、初回の起動から正しいものが導入されている。事前に用意したドライバーは必要なく、バッテリーやサウンド、Wi-Fiなどすべての機能が問題なく動作した。
以上、VAIO Pに関しては、インストールはできたものの、動作に少々難がある。Aspire Oneについては、完璧に導入可能という結果に終わった。
海外製のネットブックは案外素直な作りとなっているが、国内の小型ノートなどでは特殊なパーツが施されていたり、メーカー独自のドライバーが組み込まれていたりなどで一筋縄にはいかない。
Windows 10は7からの無料アップグレードができるようになるとささやかれているが、メーカーから正式にアップグレードキットなどが配布されなければ、導入が難しいというケースも多々あることだろう。古いPCへのサポートも気になるところだ。
次回は、超小型PCとなるM-stickや、タブレットPCのMiix 2 8へのインストールをしてみる。
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