おまけでドライバーの性能差をまとめた
「CINEBENCH R15」と「Valley Benchmark 1.0」のみだが、「GeForce GTX 680」はYosemite 10.10.1や10.10.1にNVIDIAドライバー“343.02.01”を適用した状態を計測してあったので、“343.02.02”状態も含めてまとめてみた。
Yosemite 10.10.1ではGPU性能を引き出せていなかったが、10.10.2へのアップデートとともに、性能向上しているのがわかる結果となった。
10.10.2の標準ドライバーから“343.02.01”に変更する必要性は感じないが、10.10.2にはアップデートしたほうがいいだろう。
ちなみにAMD GPUを搭載したMac向けビデオカードは、SAPPHIREから「Radeon HD 7950」搭載モデルが発売されているが、この製品のMac OS用ドライバーは2013年4月付けのバージョンしか見当たらない。
NVIDIAと同様にMac OS標準で備わっているので問題ないのだが、過去の製品でもしっかり性能向上や最新OSへの対応を考えているNVIDIAのスタンスは、好ましいところ。
楽しみながら旧型Mac Proを延命
PCI Express SSDの搭載こそスムーズに行なえたが、断念せざるを得なかったBluetooth 4.0化やGeForce GTX 960のドライバー非対応と、旧型Mac Proのカスタマイズは、そろそろ限界点が見えてきた感じがする。
とはいえ、M.2 SSDのPCI Express SSD化がすんなりできたので、CPUがボトルネックにならない用途なら、カスタマイズ次第で、まだまだ現役を張れるだろう。
アップルが内部拡張性を持たせたMac Proを復活させるのとHandoffなどに対応するよう、旧型機の救済プログラムを行なってくれるのを願いつつ、3回目となるMac Pro(Mid2012)カスタマイズの幕を閉じよう。