このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 5 6 次へ

パーツ換装でMac Pro(Mid 2012)を徹底パワーアップ!

2015年03月07日 12時00分更新

文● 藤田 忠

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

おまけでドライバーの性能差をまとめた

 「CINEBENCH R15」と「Valley Benchmark 1.0」のみだが、「GeForce GTX 680」はYosemite 10.10.1や10.10.1にNVIDIAドライバー“343.02.01”を適用した状態を計測してあったので、“343.02.02”状態も含めてまとめてみた。

CINEBENCH R15 OpenGL (単位:fps) better→

Valley Benchmark 1.0 [設定High] スコアー (単位:Score) better→

Valley Benchmark 1.0 [設定High] フレームレート (単位:fps) better→

 Yosemite 10.10.1ではGPU性能を引き出せていなかったが、10.10.2へのアップデートとともに、性能向上しているのがわかる結果となった。

 10.10.2の標準ドライバーから“343.02.01”に変更する必要性は感じないが、10.10.2にはアップデートしたほうがいいだろう。

 ちなみにAMD GPUを搭載したMac向けビデオカードは、SAPPHIREから「Radeon HD 7950」搭載モデルが発売されているが、この製品のMac OS用ドライバーは2013年4月付けのバージョンしか見当たらない。

 NVIDIAと同様にMac OS標準で備わっているので問題ないのだが、過去の製品でもしっかり性能向上や最新OSへの対応を考えているNVIDIAのスタンスは、好ましいところ。

楽しみながら旧型Mac Proを延命

 PCI Express SSDの搭載こそスムーズに行なえたが、断念せざるを得なかったBluetooth 4.0化やGeForce GTX 960のドライバー非対応と、旧型Mac Proのカスタマイズは、そろそろ限界点が見えてきた感じがする。

 とはいえ、M.2 SSDのPCI Express SSD化がすんなりできたので、CPUがボトルネックにならない用途なら、カスタマイズ次第で、まだまだ現役を張れるだろう。

そろそろカズタマイズの限界点が見えてきたが、まだまだ現役を張れるであろう“Mac Pro改”

 アップルが内部拡張性を持たせたMac Proを復活させるのとHandoffなどに対応するよう、旧型機の救済プログラムを行なってくれるのを願いつつ、3回目となるMac Pro(Mid2012)カスタマイズの幕を閉じよう。

前へ 1 2 3 4 5 6 次へ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ピックアップ

ASCII.jpメール アキバマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中