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マニュファクチュール「フレデリック・コンスタント」製、スマートウォッチ

スイスの時計メーカーがスマートウォッチを発表

2015年03月03日 19時25分更新

文● 飯島恵里子/ASCII.jp

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 スイス・ジュネーブに拠点を置く時計メーカー、フレデリック・コンスタントが、世界最大の時計・宝飾の見本市「バーゼルワールド 2015」に先駆けて、スマートウォッチ 「オルロジカル スマートウォッチ FC-285V5B4」を発表した。予定価格は18万3600円で、発売は2015年6月予定。

 ケースは、ステンレススチール製のローズゴールドプレート、ケース径42mm、サファイヤクリスタルのドーム型風防と、スタンダードなアナログ時計のデザインを踏襲している。

 時刻合わせはBluetooth経由でスマートフォンと同期し、情報を腕時計に送る仕様で、3時位置のリュウズは時刻合わせのためではなく、スマートフォンとの同期操作や時計の文字盤上でデータを見るためのボタンだ。

ソーラー時計などトルクの弱い時計は、薄い針を使うなど貧相な見栄えが否めないが、FC-285V5B4は針や文字盤、ケースのディテールは時計メーカーならではのクオリティだ

 時計側の表示機能としては、時間表示(時・分)と、6時位置のインジケーターで日付け、活動と睡眠時間の目標達成率を%で表示。

 MotionXという特許を取得したセンサーフュージョン エンジンを搭載し、活動と睡眠に関するユーザーデータをセンサーで感知し、30日間データを記録して保存、スマートフォンにデータを送る。

 スマートフォンのアプリ側では、アクティビティトラッキング(万歩計・活動距離・消費カロリー)、スリープモニタリング(睡眠時間・入眠時間・レム睡眠・ノンレム睡眠・睡眠中に何回起きたか・起きた時間)、電子音のスリープサイクルアラーム(最適な時間に起こしてくれるアラーム)、ゲットアクティブアラート(行動量が少ないと警告音で知らせる)、アダブティブコーチング(日・週・月単位で活動と睡眠をグラフで表示)、クラウドバックアップと復元機能がある。

 時計はクオーツ時計のように電池式で、電池寿命は2年以上、その間の充電は不要。電池交換は既存のスイス時計と同じように時計店での交換となる。

 スマホはAndroid、iPhoneともに利用でき、Androidは4.4.2以上、iOSは8.1.3以上に対応する。クラウドでは常に最新のファームウエアがリリースされ、スマホを通してスマートウォッチのデータの精度を向上させるそうだ。

 フレデリック・コンスタントではFC-285V5B4以外にも、iOSとAndroidに対応するMotionXを搭載したスマートウォッチを10種類発表し、2015年6月から世界中の正規販売店で発売するという。

スマホアプリは、時計の発売に合わせ公開予定は6月

 スマートウオッチとしての機能は、アクティビティトラッキング、スリープモニタリング、睡眠サイクルアラームなど、Jawboneなどの活動計と近い。それもそのはず、フレデリック・コンスタント社のオーナーとナイキ、Jawboneなどにウエアラブルソリューションを提供するアメリカ・シリコンバレーのフルパワー テクノロジーズ社が合弁会社MMT(Manufacture Modules Technologies Sarl)を立ち上げ、スイス時計産業のオープンプラットフォームを目指しているからだ。

 フルパワー テクノロジーズは、MMTに回路設計、ファームウェア、スマートフォンアプリケーション、クラウド インフラストラクチャーを提供、自社でムーブメント開発と製造能力を持つフレデリック・コンスタントがタッグを組むとなると、スイス発のスマートウォッチはかなり興味深いものに仕上がるだろう。


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