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NoSQLで2億クエリ/秒など高いパフォーマンスと可用性を実現

パフォーマンス大幅向上、「MySQL Cluster 7.4」GAリリース

2015年03月03日 06時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 米オラクルは3月2日、高いパフォーマンスと可用性、拡張性を持つオープンソースデータベース(DB)「MySQL Cluster 7.4」の一般提供(GA)を開始した。前バージョン比でパフォーマンスが大幅に向上したほか、遠隔サイト間でのアクティブ-アクティブ型レプリケーションなどの機能追加がある。

MySQL.comサイト

 MySQL Clusterは、99.999%の高可用性と拡張性、OSSによる低TCOを兼ね備えたオンライントランザクション向け分散型DB。SQL、NoSQLのAPIを備える。単一障害点を持たず、大手通信事業者からWeb/クラウド/ソーシャル/モバイルのアプリケーションプロバイダーまで、幅広い用途で利用されている。

 最新版のMySQL Cluster 7.4では、メモリ最適化テーブルやリニアなスケールアウト性能により、NoSQLで2億クエリ/秒の読み出し(32データノード)、SQLで250万回/秒のSQL文実行(16データノード)などのパフォーマンスを実現している。

ベンチマーク結果(公式サイトより)。NoSQL(左)で2億クエリ/秒、SQLで250万回/秒の実行を確認している

 また旧バージョン(7.3)と比較して、SysBenchベンチマーク結果が読み取りのみで50%近く、読み書きでおよそ40%向上している。

旧バージョン(7.2、7.3)と最新版(7.4)のSysBenchベンチマーク結果の比較(左:読み取りのみ、右:読み書き)

 新機能として、地理的に離れた拠点にあるクラスタ間で、アクティブ-アクティブ構成のレプリケーションを実現する“Update-Anywhereレプリケーション”に対応している。トランザクション競合の自動検出により、一貫性を損なうことなく任意のサイトで書き込み/読み取りを実行できる。

 そのほか、パフォーマンス調整オプションの追加や、オンラインメンテナンス操作の高速化など、管理機能も向上している。

 MySQL Cluster 7.4は公式サイトからダウンロードが可能。

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