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高橋暁子の「意外と知らない!? 業界ランキング」 第34回

躍進したのはInstagram、日本ではLINEが急増

ソーシャルメディアシェア早わかり~2015更新版

2015年03月09日 09時00分更新

文● 高橋暁子 編集●ASCII.jp

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世界一のSNSはやはりFacebook
躍進したのはInstagram

 まとめると、日本で代表的なSNSの月間アクティブユーザー数は多い順に、

月間アクティブユーザー数
Facebook 13億9000万
YouTube 10億以上
Google+ 5億4000万
Instagram 3億
Twitter 2億7100万
LINE 1億8100万

となる。やはりFacebookが世界一のSNSであり、YouTubeがそれを追う状態となっている。トピックとしてはInstagramがTwitterを逆転したことだろうか。LINEは日本では圧倒的な利用率を誇るが、世界的に見るとまだローカルなサービスであることがわかる。

 第1回で紹介したコンサルティング調査会社英Trendstream社の「GlobalWebIndex」の2012年第4四半期調査結果によると、世界におけるソーシャルメディアのシェアトップ5は下記の通りだった。

全世界におけるソーシャルメディアのシェア(2012年第4四半期)
1位 Facebook
2位 Google+
3位 YouTube
4位 Twitter
5位 Qzone(中国国内のみ)

 世界的に見ると、FacebookとYouTubeの天下が続いている。そこに、Instagramがどれだけ食い込んでくるかに注目だろう。日本においては、まだまだLINEの天下が続きそうだ。ビジネスで使う場合はユーザー数と共に、機能やユーザー層、特性なども鑑みた上で使っていきたいところだ。

著者紹介:高橋暁子

 ITジャーナリスト、コンサルタント。書籍、雑誌、Webメディアなどの記事の執筆、企業などのコンサルタント、講演、セミナーなどを手がける。小学校教員、編集者を経て現在に至る。最新刊『ソーシャルメディア中毒』(幻冬舎エデュケーション新書)の他、『ソーシャルメディアを武器にするための10カ条』(マイナビ新書)、『Facebook×Twitterで儲かる会社に変わる本』『図解 一目でわかるITプラットフォーム』(日本実業出版社)、『ネット業界 儲けのカラクリ』(中経出版)など著作多数。http://akiakatsuki.com/ Twitterアカウントは@akiakatsuki

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