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VoLTEの国際ローミング接続の実証実験に成功。年内の提供を目指す

NTTドコモ、日米・日韓間の高音質通話やビデオコールに成功

2015年02月26日 21時17分更新

文● ナカムラ/ASCII.jp

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NTTドコモがVoLTEの国際ローミング接続の実証実験に成功したと発表。

 NTTドコモは2月26日、韓国KT Corporation、米Verizon Wirelessと協力し、日本と韓国、日本と米国間におけるVoLTE(Voice over LTE)の国際ローミング接続の実証実験に成功したと発表した。VoLTEの国際接続に成功したのは、国内の通信事業者として初めてだという。

 今回の実験では、商用のネットワークと同じ環境で、早期の商用化が見込める「S8HR」方式という技術を用いて、VoLTEによる高音質通話およびビデオコールの発着信に成功した。

 KTとの実験では、ネットワーク上で一定の通信速度を保証するQoS制御技術を利用し、品質保証型の高音質通話およびビデオコールの発着信に世界で初めて成功。また、ベライゾンとの実験では、日本と米国間で初めて、長距離間でのVoLTEによる高音質通話に成功したという。

 ドコモはVoLTEによる国際ローミングサービスを2015年内に提供することを目指し、携帯通信事業者の業界団体GSMAにおいて世界の企業と幅広く連携しながら、VoLTEの国際ローミング接続の普及に貢献するとしている。

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