ディスプレーはユーザーの好みと必要に合わせて選択
購入時に内部構成をいろいろとカスタマイズできるのが「富士通WEB MART」の大きな魅力だが、内部パーツだけでなくオプション製品もカスタマイズ可能だ。企業が購入するにあたって、ポイントとなりそうなのはディスプレーだろう。
「ESPRIMO D583/KW」の試用機には17型ディスプレーが用意されていた。ワイドタイプではなくスクエア型で、表面に光沢もないノングレアのディスプレーだ。
タッチ機能も搭載しておらず、接続はアナログRGB端子のみに対応。エコモードは搭載しているが、見た目的にも機能的にもごくシンプルな、昔からオフィスでよく見るタイプのディスプレーといったところだ。17型のスクエアタイプなら、一般的な事務机でもデュアルディスプレー環境を実現できる。他の事務機器や仕事の仕方の関係で、ワイドタイプのディスプレーでない方がよいというオフィスもあるだろう。そうした場では嬉しい選択肢だ。
「ESPRIMO D583/KW」には、セットで購入可能なディスプレーが4機種用意されている。
17型の「VL-17BSLY」と「VL-17CSLY」は、試用機に用意されていたディスプレーと同じく、1280×1024ドットのスクエア型。入力端子として、前者はアナログRGB(D-SUb15ピン)とDVI-D、後者はDVI-Dのみを搭載する。20型の「VL-200SWLY」は1600ドット×900ドットのワイドタイプで、入力端子はアナログRGB(D-SUb15ピン)とDVI-Dだ。そして、21.5型の「VL-E22T-7Y」は、フルHD(1920×1080ドット)で、入力端子としてアナログRGB(D-SUb15ピン)とDVI-D、HDMIを搭載する。
現在、20型以上のディスプレーが1万円引きとなるキャンペーンが行なわれており、17型が1万8800円にもかかわらず、20型が1万9800円、21.5型が2万4800円で購入できてしまう。Windowsは、解像度が高い方が作業効率は高まる。キャンペーン中に購入するのであれば、フルHDの21.5型がお勧めだ。
評価機の主なスペック | |
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製品 | 「ESPRIMO D583/KW」 |
CPU | Core i5-4590(3.30GHz) |
メモリー | 4GB(最大4GB) |
ストレージ | 320GB HDD(500GB HDD、128GB SSD、128GB SSD+500GB HDD、500GB HDD×2も有り) |
グラフィックス | GeForce GT635(CPU内蔵グラフィックスモデルも有り) |
通信機能 | 1000BASE-T |
インターフェース | USB 2.0×4、USB 3.0×4、PS/2×2、DVI×1、DisprayPort×1(GeForce GT635選択時)、アナログRGB×1、シリアルポート×1、パラレルポート×1 |
オーディオ端子 | マイク(フロント×1、リア×1)、ヘッドホン(フロント)、ラインイン、ラインアウト(リア) |
光学式ドライブ | スーパーマルチドライブ(DVD-ROMドライブも有り) |
本体サイズ/重量 | 幅89×奥行き338×高さ332mm/約6.0kg |
OS | Windows 7 Professional(Windows 8.1 Pro からのダウングレード) |
次回は、実際の使い勝手やベンチマークによる性能評価とともに、企業が購入するにあたって嬉しいオプションなどについても紹介したい。
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