ウェブを見ると従来型ケータイと性能差歴然
「タッチクルーザーEX」で操作がしやすい
日フォン「AQUOS K」の魅力を最も感じることができるのは、前述したようにウェブサイトを見るときだろう。これまで従来型ケータイを使ってきた人にとっては、サイトの表示速度の違いにまず驚かされるはず。これは日フォン「AQUOS K」自体の性能の高さはもちろん、LTE対応による通信速度の違いもある。
ここで日フォン「AQUOS K」の手薄な点をひとつ挙げると、従来のEZwebは利用できないことだ。とはいえ、最近ではいわゆるケータイ向けサイトは縮小されるケースが多く、そこは不安に思う必要はないだろう。一方で、スマホ向けにカスタマイズしたページは大半のサービスで用意されており、日フォン「AQUOS K」なら心地よく利用できる。
具体的なサービス名を挙げると、GmailやFacebook、Twitterなどがウェブ上で快適に利用できた。これはAndroidをベースとする日フォン「AQUOS K」ならではのメリットだろう。
もちろんパソコン向けサイトもまったく問題なく表示する。画面サイズが約3.4インチであるため、全体表示の状態だと文字を読むのはさすがに少々厳しいのだが、日フォン「AQUOS K」には「タッチクルーザーEX」という心強い機能が備わっている。
日フォン「AQUOS K」の10キー部分は静電式センサーを搭載しており、なでるように指を動かすことで、パソコンのタッチパッドのようにカーソルを移動できるのだ。さらに、2本の指を開いたり閉じたりする、ピンチイン/アウト操作でスマホと同じく画面表示の拡大縮小を行える。長めにタッチするとカーソルが十字マークに切り替わり、上下左右のスワイプで画面をスクロールさせることも可能だ。これら操作の組み合わせで、パソコン向けしか用意していないサイトでも、問題なく閲覧できる。
タブレットとの2台持ちもいいじゃないか!
テザリング&「PASSNOW」で連携可能
ウェブを見るのに日フォン「AQUOS K」の画面では少し小さいなと感じる人には、タブレットとの組み合わせを提案したい。特に日フォン「AQUOS K」はテザリングに対応しているため、日フォン「AQUOS K」の高速LTEを利用して、タブレットの広い画面でウェブを楽しめる。通話とモバイル通信は日フォン「AQUOS K」で、ウェブやゲームなどの各種アプリはタブレットという使い分けは利便性が高い。
また、日フォン「AQUOS K」とタブレットとの2台持ちなら活用したいのが、「PASSNOW」という機能だ。これはたとえば日フォン「AQUOS K」に着信があった場合に、タブレットにその情報を表示したり、日フォン「AQUOS K」で撮影した写真をタブレットに転送したり、またタブレットから日フォン「AQUOS K」のテザリング機能をオン/オフするなどの機能が利用できる。使い方も簡単で、アプリ内に表示されるQRコードを日フォン「AQUOS K」で読み込むだけでペアリングできる。
この連載の記事
-
第5回
スマホ
今話題の日フォン「AQUOS K」なら「LINE」を10キーで快適に使い倒せる! -
第3回
スマホ
今こそ2台持ち! 日フォン「AQUOS K」はスマホ/タブレットの最良パートナー -
第2回
PC
新世代ケータイ、日フォン「AQUOS K SHF31」徹底レビューだ! -
第1回
PC
“日フォン”「AQUOS K SHF31」 携帯電話のパラダイムシフト - 深澤真紀さんインタビュー -
スマホ
シャープ新世代ケータイ、日フォン「AQUOS K SHF31」を知れ! - この連載の一覧へ