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大規模環境では実質コスト数ドルでオールフラッシュを実現

ヴァイオリンメモリーがプライマリ向けオールフラッシュアレイ

2015年02月18日 14時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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 米ヴァイオリン・メモリーはプライマリストレージとして利用できるオールフラッシュストレージアレイ「Flash Storage Platform(FSP)」の全世界向け出荷を発表した。

1.3ペタバイトを超える実質容量を実現する7700 FSP

 FSPは、プライマリストレージとアクティブワークロードを従来のディスクより低いコストで実行するよう設計された、初めてのオールフラッシュストレージシステム。高いパフォーマンスを持つストレージを最少の初期投資と運用コストで提供し、次世代のデータセンターワークロードに究極の統合化と簡素化をもたらすという。

 設計により、前世代のアレイと比較してギガバイトあたりの実質コストは75%以上削減され、競合製品と比べてもギガバイトあたりのコストは25%以上も低減されたという。大規模な実装では、このシステムによりギガバイトあたりの実質コストが数ドルのオールフラッシュストレージを実現でき、業界で初めてすべてのプライマリストレージをオールフラッシュにアップグレードすることが可能になるという。

 Flash Storage PlatformのソフトウェアであるConcerto OS 7では、システムレベルのフラッシュ管理と制御、ブロックレベルの重複排除と圧縮のデータ効率化エンジン、およびデータ管理、保護、回復などのサービスセットを、単一の統合化されたオペレーティングシステムに組み入れた。以前のオペレーティングシステムであるvMOS 5と、Concertoデータ管理およびインラインデータリダクション機能を、単一の統合されたソフトウェアイメージに組み入れたもので、ヴァイオリンの現行および将来世代のFSPすべてに使用される。Symphony 3と呼ばれる統合管理ツールで管理され、すべて機能をワークロード、アプリケーション、またはLUNレベルで柔軟かつ詳細に制御できるという。

 新製品のViolin 7300および7700 FSPには、オールフラッシュアレイシステム、ソフトウェアのConcerto OS 7、Symphony 3の統合管理コンソールが含まれる。

7300 FSP
7300 FSPはデータリダクション率6:1で3ラックユニットにより217TBの実質容量を実現し、あらゆる範囲のプライマリストレージの要件にわたって、混在および複数のワークロード環境をサポートする。また、システムあたり5000までの永続的な仮想デスクトップをサポートする。

3ラックユニットにより217TBの実質容量を実現する「7300 FSP」

7300E FSP
Violin 7300E FSPは7300と同じ能力と機能を提供し、最小で10TBの容量から利用可能となっている。「Pay-As-You-Grow(規模の拡大に応じた料金)」容量ライセンスモデルにより、3ラックユニットの筐体で実質容量最大125TBまで、ハードウェアの追加なしでシームレスに拡張できる。
7700 FSP
Violin 7700 FSPはヴァイオリンのハイエンドモジュラーアレイの最新世代ラインナップ。最高のパフォーマンスと拡張性を実現するようエンジニアリングされ、ゼロデータロスアーキテクチャをネイティブに提供する、業界で唯一のオールフラッシュプラットフォームを謳う。7700 FSPは、究極の規模、可用性、柔軟性を求めるお客様向けの大規模な、ペタバイト単位の複数サイト実装を対象とする。
Concerto OS 7を使用する7700 FSPは1.3ペタバイトを超える実質容量、または2万の永久的な仮想デスクトップを6つのシェルフで提供。データ保護サービスのメニューに同期複製およびストレッチクラスタ機能が追加される。また、7700 FSPは既存のViolin 6000シリーズおよび7000シリーズのオールフラッシュアレイ(AFA)は7700 FSPにアップグレードが可能なため、Concerto OS 7の機能セットと、Symphony 3のストレージ管理環境を活用できる。

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