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64ビット完全対応で性能と拡張性向上、ブートストーム抑止やvGPU数拡大など

シトリックス、性能向上と機能拡張「XenServer 6.5」発売

2015年02月17日 06時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 シトリックス・システムズ・ジャパンは2月16日、商用仮想化プラットフォームの最新版「Citrix XenServer 6.5」の提供開始を発表した。64ビット完全サポートによる性能とスケーラビリティの向上、ブートストームを抑制する読み込みキャッシング機能の追加、NVIDIAのGPU仮想化への対応といった機能強化/追加点がある。

 XenServer 6.5では、基本的な仮想化プラットフォームである「Standard Edition」と、データセンターやクラウド環境におけるワークロードに対応した「Enterprise Edition」という2つのエディションが提供される。1ソケットあたりの希望小売価格(税抜)は、Standard Editionが11万2500円から、Enterprise Editionが22万5000円から。いずれも2月17日から提供開始する。

 新バージョンでは、最新ハードウェア/OSに対応する完全な64ビットのカーネルアーキテクチャを採用したことで、ネットワークやストレージの処理パフォーマンスが大幅に向上した。また新機能として、ワークロードを特定の物理環境に制限できる「ワークロードのジオタギング機能」が追加された。

 また、Enterprise Editionのみの新機能として、ハイパーバイザの改竄を検出するIntel TXT(Trusted Execution Technology)のサポート、仮想マシン起動時のIOPSを高速化してブートストームを抑止する読み込みキャッシングの機能が追加された。

XenServer 6.5では、ストレージIOPSを削減する読み込みキャッシング機能が追加された。VDI環境における“ブートストーム”の発生を抑止する(画像はシトリックスブログより)

 また、XenDesktopやXenAppにおいて3Dグラフィクス性能を強化するvGPU(GPU仮想化)が強化された(Enterprise Editionのみ)。1ホスト当たりのNVIDIA GRID vGPUセッション数が従来比50%増加し、最大96 GRID vGPUセッションを提供できるようになった。これにより、エンドユーザー体験が向上するとともに、より多くのデスクトップを少ない台数のXenServer上で集約できる。

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