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グルッと360度回転の4in1モデル

第5世代Core i搭載、性能面で進化を遂げた「ThinkPad Yoga 12」

2015年02月25日 17時00分更新

文● 天野 透、編集●ASCII.jp

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360度自由に回転する二軸ヒンジ搭載のThinkPad Yoga 12。

2015年版のThinkPad Yogaが登場

トラックパッドのデザインは他のThinkPadと統一している。

 2月11日に発売された「ThinkPad Yoga 12」が編集部に届いた。360度自由な角度に開ける二軸ヒンジで4つのスタイルで利用可能(レノボはタブレットとノートの両方として使える2in1に対して、Yogaを4in1としている)。最新の第5世代Core iプロセッサー(Broadwell-U)を搭載している。海外では画面サイズ違いのモデルも存在するが、国内ではこの12.5型のモデルを中心とした展開となる。

 ThinkPad Yoga 12は基本的にBroadwell-UへのCPUリプレースとなる。外観上は、昨年1月に国内発表した第1世代機(関連記事)との共通点が多い。ほかのThinkPadシリーズ同様、ポインティングデバイスが「5ボタンクリックパッド」から、物理的に上部3つのボタンが独立した「ThinkPadクリックパッド」に戻った。これに伴って新機種では、トラックパットに内蔵されていたNFC機能は、省略されているようだ。

 また構成によって異なるが、上位モデルはデジタイザーをもつ。ペン操作が可能(ThinkPad Yoga デジタイザー・ペン)。このペンは、頭の部分が赤くなっており、収納時にワンアクセントを与えている。 

ペンは右手前のコーナーに収納できる。

もちろんトラックポイントでの操作にも対応。背の低いロープロファイルタイプとなる。やはりThinkPadといえばコレだろう。

 第5世代Core iプロセッサーの売りは低消費電力化。公称バッテリー駆動時間は、Core i5モデル同士の比較で従来の公称約10.5時間から約13時間に増えている。ディスプレイは12.5型のIPSタイプで最大1920×1080ドット(フルHD)の解像度が選べる。屋外で作業時する場合でも十分快適な輝度が得られる。

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