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ポタ研 2015 冬 第2回

薄型でカッコいい「AR-M2」など、ポタ研で見つけた新製品

2015年02月14日 20時22分更新

文● きゅう/ASCII.jp

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ステンレス版「AK240」が登場、重量筐体で音がいい

 「Astell&Kern AK240 SS」(国内販売はアユート)は、既発売のAK240の筐体をジェラルミンから、ステンレスに変更したモデル。既存のAK240と比べるとかなりズッシリしている。中身は基本的に同一だが、不要振動を抑えられるため、よりS/N感が高く緻密な再生ができるという。春の発売を目指しており、価格などは未定だが、海外での販売価格などから予想して、30万円台後半になりそうだ。

AK240 SS。ジェラルミン筐体で重量感が増す一方、振動がより少なくなり、音の解像感や見通しが増すという。AK240の既存モデルと外観上の違いは少ない。

 また、同じアユートのブースにはニューヨークを拠点としたMASTER & DYNAMIC製のヘッドフォン「MH40」「MH30」とイヤフォン「ME01」「ME03」、そしてシンガポールDITAの「Truth」「Answer」シリーズなど、新たに代理店となった各社の製品も展示していた。

デザイン性の高さを感じさせるM&Dの「MH40」と「MH30」。

レザー素材はヘッドバンド部分とイヤーパッド部分で異なる使い分け。装着感がいい。すべてヘッドセット対応。MH40には通話時に便利なミュートボタンもある。

こちらはME01とME03

AKシリーズ用に4極2.5mmバランスケーブルも用意している。

NW-ZX1とドッキングしてバランス化「The Glove A1」

 さらにプレーヤーとドッキングして持ち運べるGlobe Audioのポタアン「The Glove S1」も参考展示。USB DAC+バランス駆動対応のポタアン。すでにAKシリーズ用の「The Glove A1」を市場投入しているGlobe Audioだが、S1はソニーのウォークマン「NW-ZX1」が対応機種となる。ウォークマン底面のWMポートからデジタル信号を入力。3.5mmピンジャック、2.5mm4極バランス端子、4極角型バランス端子を持つ。

左がAKシリーズ用のA1、右がNW-ZX1用のS1

 MASTER & DYNAMIC、DITA、Globe Audioの各製品の市場投入は春を目途にしており、価格などは現状では未定だという。

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