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あの「リアル車将棋」を生で観てきた完全レポート!

2015年02月15日 15時00分更新

文● 松永和浩 写真●松永和浩 編集●末岡大祐/ASCII.jp

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記念すべき第一手は7六歩!
そして初盤で早くも注目の成り駒が!

 先手を取った豊島七段。これは人類史上初の、クルマを駒とした「リアル車将棋」の初手ともなる。その注目の初手は?

 7六歩! 定石ともいえる初手ではあるが、これが史上初の初手として記録される。対する羽生名人の一手は8四歩。その後2六歩、3二金と進む。また、この初手が初盤で大きなイベントを見せてくれることにもなる。

初盤の角行の打ち合いでいわゆる角交換が行なわれると、羽生名人の角行は豊島七段の陣中に入っていく。そうなれば当然「成る」わけだ

開催前から話題となっていた成り駒。そのやり方が早くも初盤で登場したのである。成り駒の方法はルーフに乗せてある駒から上の一枚を剥がすというもの。しかし、特定の車種では違う成り駒が用意される

 豊島七段陣営の歩兵、銀将、飛車が成る場合は特別な駒が用意されるのだ。

と金のヴィッツG's

成銀のハリアーG's

竜王の86 14R60(TRD)

 トヨタが自ら作り出したチューニングコンプリートカーである「G's」と、TRD仕様で強くなった成り駒を表現したのである。実際の対局では、と金のヴィッツG'sのみが登場した。

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