ヒロオカ・ユースケの「IT斬鉄剣」 第13回

拙者、新型INFOBARに「和の心」を感じてしまった……。

INFOBARの新モデル。期待も高まるというものだ！

　デザイン重視の携帯電話といえば、真っ先に思い付くのがこのINFOBARシリーズ。携帯電話／スマートフォンの金字塔と言っても過言ではないわけだが、まずはおさらいも含め、簡単な説明をば。

　2003年にauデザインプロジェクトの第一弾として発売された、初代INFOBAR。折りたたみやスライド、サイクロイド式が主流な時代に、あえてストレート型を採用した、個性的で斬新なデザインであった。

　そして、その4年後に発売されたINFOBAR 2は先日、このIT斬鉄剣でも取り上げたので知っている者も多いだろう（多いことを望む!!）。さらに4年後、スマホとしては第一弾となるINFOBAR A01が発売され、そこから原点回帰のC01、フルタッチのA02を経て、此度のA03に到る。

　ガラケーで2機種、スマホで4機種、通算6機種目となるA03。

照度センサーなどを通話用スピーカーのダクトの中に隠している。デザインへの繊細な気配りを感じる点だ

　では早速、そのデザインをチェックしていきたい。INFOBAR A03はデザイン重視の製品。ハードルを上げて、いざ！　参る!!　

　先ずは全体的な印象だが、アルマイト処理がされたアルミボディが実に美しい!!　高級感もあり、非常に洗練されている。伝統の「NISHIKIGOI」をはじめとした4つのカラーバリエーションは、どれも色鮮やかで飽きのこなさそうな色味となっている。

　そして前面には、前モデルのA02とは異なり、INFOBARらしい3つのキーを搭載している。うむ、これこそINFOBARだ!!