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楽天14年決算、営業利益1063億円…モバイル流通44%

2015年02月12日 09時36分更新

記事提供:通販通信

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ロゴ 楽天(株)が12日発表した2014年12月期決算は、売上高が前期比15.4%増の5985億6500万円、営業利益は同17.9%増の1063億9700万円、当期利益は同64.6%増の706億1400万円となった。積極的に展開した「楽天スーパーSALE」などの大型セールイベントが好調だったほか、「楽天カード」会員が拡大するなど、「楽天経済圏」が順調に成長した。

 インターネットサービス事業は、楽天市場のスマートデバイス向けサービスの強化、ビッグデータを活用したパーソナライズマーケティング、「楽天スーパーSALE」などの大型セールイベントなどを実施した。国内EC流通総額は、同13.7%増の2兆100億円となった。流通総額の44%をモバイル流通(スマホ・タブレットなど)が占めた。楽天市場の1店舗あたりの流通総額は4800万円で、出店店舗は4万1442店だった。

 海外市場では、「楽天市場」型ビジネスの展開を推進。移行期のPlay.comを除いた海外マーケットプレイス流通総額は、同20.5%の212億円となった。また、米国最大級の会員制オンライン・キャッシュバック・サイトを展開するEbates社がグループ入りしたことで、海外EC流通総額は同65.1%増の1649億円と大幅に拡大した。

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