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アスキー・ジャンク部リターンズ 第81回

味もイベントもプレミアムだった

究極の540円、「The ボンカレー」はやはりおいしかった

2015年02月12日 17時03分更新

文● コジマ/アスキー・ジャンク部

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高橋愛さんと篠原信一さんもプレミアムな味に感激

イベントのゲストは高橋さんと篠原さん。二人とも、ボンカレーは思い出の味だそう

 そもそもこの「ビストロボンカレー」は、1968年2月12日にボンカレーが発売されたことにちなみ、ボンカレーのこだわりを詰め込んだ1日限定のレストラン……という設定。

まさにビストロといった感じの内装だが、ボンカレーのイベントです

 支配人として選ばれたのは、柔道家の篠原信一さん。ボンカレーの思い出について聞かれると、「海外遠征のときには必ず持っていって、ご飯や乾燥麺にかけて食べていた。ボンカレーは必需品だった」と感慨深げに語っていた。

 そして第一号のお客さんは、元モーニング娘。の高橋愛さん。「忙しいときにすぐ食べられるので、モーニング娘。時代にはお世話になっていました」と、ボンカレーには愛着がある様子。ステージ上でThe ボンカレーを試食し、「食べたときには甘さがあるけど、あとからスパイシーさが出てくる。コクがあるのにまろやかで、味に品がある。すごくぜいたくな味がします!」と太鼓判を押していた。

高橋さん、The ボンカレーのおいしさに感激。「食べただけで手が込んでいるな〜とわかるカレーを、お家で簡単に食べられるのはとてもすてきなこと。ぜひご家族で食べてもらいたいと思います」と語った

 ところで高橋さん、私生活では2014年にお笑い芸人のあべこうじさんと結婚している。それを聞いた篠原さんが、ボンカレーを使った結婚生活のアドバイスを披露。「家族で出かけて戻ってくると、奥さんが料理をするのは大変。そんなときは家族一緒にボンカレーを作って、笑顔で食べながら会話をすればいい」というもので、高橋さんは納得しながら聞き入っていた。

篠原さんも(支配人なのに)実食。一口食べて、「ありがとうございます! すごくおいしいです。これが家で食べられるというのはありがたい」と絶賛していた

 広報に話を聞いたところ、震災以降レトルト食品の需要は高まりつつあるが、そうはいってもレトルトカレー自体の市場は減少傾向にあるという。しかし、「市場の中では、プレミアム志向のものが伸びている」とのこと。それを受けて、味にこだわるシニア層もターゲットに見ているそうで、The ボンカレーはまさしくそこを狙った商品といえるだろう。

 もっとも、「レトルトの定番であるボンカレーというブランドで、高級志向を狙っても、消費者にはあまりピンと来ないのでは?」という意見も社内からは出ていたらしい。しかし、いざ発表してみると、反応はなかなか好評だったために胸をなでおろしたという。とすれば、あとは味で勝負……といったところか。

それにしてもオシャレな店内でした

 というわけで、今日のジャンク部はビストロ ボンカレーの体験記でした。ごちそうさまでした。


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