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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第392回

猫撮り最高デジカメの最新機種「Stylus 1s」で冬の猫を撮る

2015年02月06日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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あくびしている猫を望遠で撮影!

 せっかくなので望遠顔アップシリーズで締めよう。

 1月のよく晴れた日、茂みの中に猫を見つけて、カメラを構えてたら、裏手から、何か食べ物でももらえると思ったのか、黒猫がひょこひょことやってきて、ちょこんと座り、大あくび。

 あ、あくびしそう、と思ったのでタイミングを見計らって撮ってみた。大口を開けてます。

大口を開けてあくびする黒猫。日差しを浴びて毛が輝いております。にしても冬は黒猫を見る確率が高い気がする(2015年1月 オリンパス Stylus 1s)

大口を開けてあくびする黒猫。日差しを浴びて毛が輝いております。にしても冬は黒猫を見る確率が高い気がする(2015年1月 オリンパス Stylus 1s)

 そして最後は前ページ冒頭写真の猫。おうちの門の向こうで回りをきょろきょろしてた長毛種。首に鈴をぶら下げてる美猫。門から外に出ないのか、まあそれはそれで賢明なこと。

 こういうとき難しいのがピント。普通に撮ると手前の門にピントが合っちゃうので、マニュアルフォーカスで撮るべし。Stylus 1sはコンデジにしてはAFとMFの切り替えが簡単なのでこういうときよいのだ。

 で、撮影の場所や角度を工夫して、なんとか門が邪魔にならない位置からアップで撮った顔がこちら。

模様の入り具合も毛並みも表情も花の色もきれいな猫だったので、ついアップで狙ってしまった(2015年1月 オリンパス Stylus 1s)

模様の入り具合も毛並みも表情も花の色もきれいな猫だったので、ついアップで狙ってしまった(2015年1月 オリンパス Stylus 1s)

 ここではいつも猫撮りに向いたカメラがあったら紹介しようと思っているのだけど、近くの猫も遠くの猫も、人なつこい猫も警戒心のある猫も、高いところにいる猫も低いところにいる猫も、日向にいる猫も日陰にいる猫も、昼間の猫も夜の猫も、外の猫も室内の猫も、寝てる猫も走ってる猫も撮れて、なおかつ携帯性が高くて高画質なカメラが欲しいなんてすごい無茶な要望だよな、と思う今日この頃です。

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筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/


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