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自撮りできるチルト液晶を搭載! 富士フイルム「X-A2」登場

2015年02月05日 17時49分更新

文● 花茂未来

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「FUJIFILM X-A2」

 富士フイルムは5日、デジタルカメラ「Xシリーズ」のラインナップとして、プレミアムミラーレス一眼カメラ「FUJIFILM X-A2」(以下、X-A2)を発表した。

 X-A2は、コンパクトボディーにAPS-Cサイズのセンサーと画像処理エンジン「EXRプロセッサーII」を搭載。Xシリーズのエントリーモデルという位置づけになる。

カラーはシルバー、ブラウン、ホワイトの3色

 従来機であるX-A1と比較してAF性能が向上。人間の瞳だけにピントを合わせる「瞳AF」や、接写時に自動的にマクロモードに切り替わる「オートマクロAF」、ピントが合っているエリアを自動的に最大9点表示する「マルチターゲット オートエリアAF」を追加した。

 また、Xシリーズ初となる175度回転チルト式ディスプレーを搭載。ディスプレーを回転させると自動で瞳AFがONになるため、最近流行の“自分撮り”をスムーズに楽しめる。

 このほか、同社独自のフィルムシミュレーションに、深みのある色合いと豊かな陰影の写真表現が可能な「クラシッククローム」モードを追加している。

チルト式ディスプレーを回転させた状態

 製品はボディーのみに加えて、標準ズームレンズ「XC16-50mmF3.5-5.6 OISII」が付属するキットと、上記に加えて望遠ズームレンズ「XC50-230mmF4.5-6.7 OISII」を同梱するキットを用意。

 主なスペックは、有効画素数は1630万画素、レンズマウントはFUJIFILM Xマウント、感度はISO 200~6400で拡張感度はISO 100/12800/25600の3段階。動画については1080pの30フレームを連続最大約14分、720pの30フレームを連続最大約27分撮影可能だ。

 本体サイズは幅116.9×奥行き40.4(最薄部32.1)×高さ66.5mmで、バッテリーとメモリーカード込みの重量は約350gとなっている。

 予想実売価格は、ボディーのみが5万3500円前後、標準ズームレンズ付きのFUJIFILM X-A2 レンズキットが6万4500円前後、標準・望遠ズームレンズ付きのFUJIFILM X-A2ダブルズームレンズキットは8万500円前後となる。3製品とも2月26日に発売する。

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