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6段配列キーボードに回帰、毎秒1200MB超す高速SSDと熟成した操作感

ため息が出るほど快適な、第3世代「ThinkPad X1 Carbon」

2015年02月09日 09時00分更新

文● 編集部

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基本的な設計は踏襲しつつ、内部をBroadwell世代に

 第3世代のThinkPad X1 Carbonは、マザーボードなどを含めて基本設計は第2世代と変わらないものの、パフォーマンスにかかわる重要な変更が2点加えられている。

評価機のデバイスマネージャ

 まずはCPUに関して。第3世代Core i(Ivy Bridge)、第4世代Core i(Haswell)、そして今回の第5世代Core i(Broadwell-U)と順に進化している。Broadwell-Uでは、14nmにまで微細化した製造プロセスルールを生かし、Haswell比で消費電力が30%(動作時)~60%(アイドル時)も減少している。この特徴を生かした、長時間のバッテリー駆動が2015年前半のノートパソコンの大きなトピックスとなる。

 この特徴はもちろん本機も例外ではない。

 バッテリー駆動時間は公称で17.8時間をうたっているが、これは第2世代機の約14.3時間(Core i5モデル)より25%ほど長い数値。“ラピッドチャージ”と呼ばれる急速充電機能も備えており、約80%まで充電するために、65WタイプのACアダプター利用時で55分、小型で携帯性に優れた45Wアダプター利用時でも1.1時間。

 10分、20分といった短時間でも一定容量の充電が進むので、屋外、あるいは社内の会議室などを渡り歩きながら、ノートを長時間使いたいユーザーにとって嬉しい機能といえる。

 スペック面でのもうひとつの特徴は、SSDインターフェースの変更だ。

 256GBまたは512GBのSSDを搭載した一部モデルに限定されるが、PCIe x4接続が可能となり、一般的なSATA 3.0接続より高速なデータ転送が可能となっている。Samsung製のSSD256GBを搭載した試用機も該当するモデルだ。

 最近のSSDは高速化が著しく、ドライブ性能ではなくインターフェース上の制限で、その性能を出し切れない状況が生じている。そのために生まれたPCIe接続のSSDだが、実際はまだ搭載するノートは珍しい(ThinkPad X1 Carbonでもより安価なSATA 3.0接続のSSDを選べる)。

 ストレージ性能はCPU性能以上に体感速度に影響する面があるため、その効果がどの程度利いてくるのかの期待は大きい。