さくらインターネットは2月4日、あらたなSSL関連サービスの提供を開始した。SSLサーバー証明書が月払い式でも利用できる「SureServer for SAKURA」、およびドメイン名ごとにサーバー証明書を設定できる機能「SNI SSL」の2つを追加した。
SureServer for SAKURAは、サイバートラストが発行するSSL/EV SSLサーバー証明書を年額払いまたは月額払いで利用できるサービス。オンライン申込みが可能、有効期限が3年間(SSL)/2年間(EV SSL)と長いことも特徴で、毎年の証明書更新手続きから解放されるとしている。
利用料金(税抜)は、通常のSSL証明書が月額3500円、年額の場合は1カ月分割引で3万8500円などとなっている。
SNI SSLは、「さくらのレンタルサーバ」(スタンダードプラン以上)および「さくらのマネージドサーバ」において、独自ドメイン名ごと(ネームベース)に証明書を設定できるサービス。SNI(Server Name Indication)というWebサーバーの機能拡張を利用し、サーバーのIPアドレスが1つでもドメイン名ごとに複数の証明書を設定できる。
レンタルサーバーのビジネスプロプランで比較した場合、従来のIPアドレスベース方式では1つしかSSLサーバー証明書が適用できなかったが、SNI SSLにより最大で39ドメイン分の証明書が設定できる。