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単一IPアドレスでもドメイン名ごとに証明書を適用できる「SNI SSL」機能も

さくら、月払いもOKなSSLサーバー証明書を提供開始

2015年02月05日 14時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 さくらインターネットは2月4日、あらたなSSL関連サービスの提供を開始した。SSLサーバー証明書が月払い式でも利用できる「SureServer for SAKURA」、およびドメイン名ごとにサーバー証明書を設定できる機能「SNI SSL」の2つを追加した。

 SureServer for SAKURAは、サイバートラストが発行するSSL/EV SSLサーバー証明書を年額払いまたは月額払いで利用できるサービス。オンライン申込みが可能、有効期限が3年間(SSL)/2年間(EV SSL)と長いことも特徴で、毎年の証明書更新手続きから解放されるとしている。

 利用料金(税抜)は、通常のSSL証明書が月額3500円、年額の場合は1カ月分割引で3万8500円などとなっている。

「SureServer for SAKURA」のサービス概要。なお、3月末まで年額が安くなるキャンペーンも実施

 SNI SSLは、「さくらのレンタルサーバ」(スタンダードプラン以上)および「さくらのマネージドサーバ」において、独自ドメイン名ごと(ネームベース)に証明書を設定できるサービス。SNI(Server Name Indication)というWebサーバーの機能拡張を利用し、サーバーのIPアドレスが1つでもドメイン名ごとに複数の証明書を設定できる。

 レンタルサーバーのビジネスプロプランで比較した場合、従来のIPアドレスベース方式では1つしかSSLサーバー証明書が適用できなかったが、SNI SSLにより最大で39ドメイン分の証明書が設定できる。

従来の独自SSL(IPアドレスベース)、共有SSL機能と、SNI SSL機能との比較

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