このページの本文へ

ポリシーに基づいたサービス品質を仮想マシン単位で割り当て

HP 3PAR、vSphere 6とVirtual Volumesをサポート

2015年02月05日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 2月2日、米ヒューレット・パッカード(HP)はミッドレンジ、ハイエンド、およびオールフラッシュのHP 3PAR StoreServストレージアレイにおいて、vSphere 6およびvSphere Virtual Volumesに対するサポートと認定を提供開始することを発表した。

HP 3PAR StoreServストレージアレイ

 VMware vSphere 6はVMwareの仮想化プラットフォームの次期バージョン。vSphere Virtual Volumesは、vSphere 6に搭載された拡張機能で、ストレージアレイが持つデータサービスと、個別の仮想マシンが持つ粒度を組み合わせることで、高い柔軟性と容易な管理性を提供する。 ストレージアレイの機能を利用することで、サービス品質パラメーターを仮想マシンのグループではなく仮想マシン単位に適用できる。管理者は、専用のストレージリソースを自動的に割り当てるようにポリシーを設定することで、業務におけるもっとも重要なアプリケーションのサービスレベルを維持できる。

 HPは当プロジェクトの初期段階からVMwareと緊密に協力し、vSphere 6で導入されたストレージ拡張機能であるvSphere Virtual Volumesテクノロジーの定義、開発、テストを行なってきた。HP 3PAR StoreServ StorageはVirtual Volumesの開発当初に唯一のVirtual Volumes向けファイバーチャネル参照プラットフォームとしてVMwareから選定されているとのこと。

 最新の3PARオペレーティングシステム3.2.1 MU2を搭載した既存または新規の3PARプラットフォーム上で、vSphere 6とvSphere Virtual Volumesを活用できるという。ユーザーは実証済みの「HP 3PAR StoreServ Storage」プラットフォーム上でvSphereのアップグレードが可能になる。

VM単位でのSLAとSLOの設定
管理者による操作なしに、自動で数千もの仮想マシンをSLA(サービスレベルアグリーメント)とSLO(サービスレベル目標)にあわせてサポート。3PAR Priority Optimizationソフトウェアを使用することで、IOPS、帯域幅またはレイテンシーの目標に従って、ミッションクリティカルなVMを優先し管理できる
VASAによるアプリケーションとの連携
組み込みのvSphere API for Storage Awareness(VASA)プロバイダーを各3PARコントローラーノードで使用することで、ITシステムの回復力とビジネス継続性を高める。外部や仮想マシンベースのプロバイダーの使用に伴う複雑性に煩わされることなく、VASAプロバイダーの障害発生時に仮想マシンとアプリケーション間の情報の交換を保護できる。VASAは3PARコントローラー自体に統合されており、インストールが不要なため、容易な管理性を実現する。
vSphere Virtual Volumesでのストレージ容量要件を削減
vSphere Virtual Volumesのストレージ容量の要件を75%以上削減。HP 3PAR Thin Provisioning、Thin CloneおよびThin Deduplicationの機能がすべてvSphere API経由でソフトウェア側へ統合されていることに加えて、3PARに搭載されているASICにも統合。処理が高速化されることで実現されており、パフォーマンスのトレードオフを発生させることなく、世界最高クラス効率性を実現する。
OneViewプラグインでポリシーベースの管理
「HP OneView for VMware vCenterプラグイン」を使用して、HPのサーバー、ストレージ、ネットワークおよびデータ保護システムのインフラをポリシーベースで管理できる。管理を容易にするとともに運用コストを削減できる。

 vSphere 6のサポートはHP StoreVirtual、MSAならびにXPストレージプラットフォーム上でも提供される予定となっている。

■関連サイト

カテゴリートップへ

ピックアップ