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アスキースマホ総研 第46回

春スマホの目玉は新型INFOBAR、ガラホのAQUOS Kも気になる!

2015年02月10日 11時00分更新

文● アスキースマホ総研

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スマホベースのガラケー「AQUOS K」は
サクサク操作がガラケーそのもの

スピーディー 俺のイチオシは、春モデルの発表会で一番の話題だったAQUOS K。正直言うと、数年前にリリースされていた折りたたみ型Androidスマホって、動作が緩慢だったし、スマホを無理にガラケーの形にした感があって、操作性でもあまりいい印象はなかった。でも、これはサクサク動く。それこそガラケー以上に。スマホベースなんだけど、スマホっぽいところは全然なくて、いい意味でシンプルなガラケー。

ドロイド そうそうガラケー以上にガラケー的。通話とメールとウェブ閲覧という、ケータイで基本となる3つの機能がとにかくサクサクとシンプルに使える。

カリー でも、ガラケーってまだ必要なんですか? こういう折りたたみ型端末はiPhone登場以前の、もう7~8年以上前から使ってなくて、使い方が思い出せなかった。

スピーディー 必要でしょ! だって、今でも俺は使っているし! テンキーでピポパって電話番号押して、すぐに通話したいでしょ!

背面に時計を表示する液晶が。テンキーの最下段にある少し見慣れないキーは左でペールビュー、右でテザリングをオン/オフできる

ドロイド ASCII.jpのデータを見ていても、ガラケーでキーワード検索をして、アクセスしてくれている読者さんは結構な割合でいる。ただ、ガラケーのフルブラウザーでイマドキのウェブサイトを見るのは、端末の性能的にさすがに辛いでしょう。AQUOS KはAndroidベースのシステムなので、ウェブもサクサク見られますよ。

左が標準の待受画面。もちろん壁紙も変更できる。カーソルキーの真ん中を押すとメニューが表示。待受画面で直接テンキーを押すと、当然電話がかけられる。スマホのようにまず電話アプリを立ち上げるといった面倒さがない

auスマートパスのアプリメニューから、AQUOS K用のアプリを追加可能。クアッドコアCPUを搭載し、当然ながらウェブ閲覧はスマホ並の快適さ。Gmailをブラウザーベースで利用してもこのとおり。見やすいし、使いやすい

スピーディー タッチ操作に対応しなのはなぜ? と疑問に感じる人も多いようだけど、ガラケー的に使うのにタッチ操作は確かに不要。タッチパネルを搭載しないことで、バッテリーの持ちが大幅に良くなっているとシャープの人も言っていました。でも、ウェブを見るときなどは、テンキー部分をタッチパッドのようになぞることでカーソルを動かせる機能が用意されています。

ディスプレーのタッチ操作には対応しないが、ウェブブラウザーなどの一部アプリでは、テンキー部分でタッチパッドのようにカーソルを操作できる

ドロイド タッチ操作に対応しないので、一般のAndroidアプリは原則動かせないけど、LINEにはもちろん対応していて、アプリが用意されているよ!

アラームや電卓などベーシックな機能はアプリではなく、ガラケーと同じくメニューから利用できる。テスト機ではauサービス向けアプリなどがインストールされていた。テザリングにも対応している

カリー あと、カリー的には折りたたんだときの“カチカチ”と音がするところが重要。折りたたみ型端末は本当に久しぶりだけど、パカパカするのがとにかく楽しい。

スピーディー カリーさんのポイントはそこなのかよ! auのこれまでのガラケーと違って、EZwebやBREWアプリなんかは使えないけど、電話を掛ける、メールをする、ウェブを見るという、基本機能がガラケー以上に気持ちよく動いて、おサイフケータイも付いている。ガラケー派のユーザーも1度操作してみることをオススメします!

今でも2台持ち派のスピーディーさんだが、AQUOS Kの“ガラケーらしさ”には感心しきり


(次ページでは、「コンパクトスマホのAQUOS SERIE miniなどに注目!」)

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