ソニーから、ついに4K撮影対応のアクションカム
ソニーは2月24日、4K動画撮影に対応したアクションカム「FDR-X1000V」を発表した。
ソニー製のデジタルカメラやスマートフォンにも利用されている画像処理エンジンBIONZ Xや、イメージセンサーExmor R、ZEISSブランドのレンズなどが採用されている。録画画質は4K/30fpsのほか、フルHD/120/60/30/24fpsでも撮影可能。
画質の向上だけでなく、手ブレ補正機能の進化も大きな特徴。従来機(AS100V)では空中撮影時や激しい動きのある撮影の際に、画面の中央を中心に映像が歪む場合があったが、この歪みを補正する能力が、FDR-X1000Vでは従来比で3倍に向上しているという(4K撮影時の補正能力は従来機に準ずる)。
底面に直接空けた3脚穴にこだわり
また「つけやすさ」にもこだわっている。具体的には、従来機は三脚に設置する場合三脚アダプターを装着する必要があったが、FDR-X1000では本体の下部に三脚穴を装備している。このため、三脚穴に対応したアクセサリーなどを本体に直接装着可能だ。
このほか、iOS/Android向けアプリの「PlayMemories Mobile」は近日中に最新版となるPlayMemories Mobile ver.5.2がリリース予定。また同じくiOS/Android向けの動画編集アプリ「Action Cam App」もリリースする。
価格はオープンプライスで、実売価格は手元で録画開始や動画の確認が可能なライブビューリモコン「RM-LVR2」をセットにしたリモコンキット「X1000VR」が6万5000円前後、本体のみが5万5000円前後になる見込み。3月13日に発売。
AS100V後継のAS200Vも同時発売
また従来機AS100Vの後継となるフルHD撮影対応モデル「AS200V」も同時に発売される予定。バッテリー容量をアップさせ、画質を高めたのが特徴。価格はリモコンキット「AS200VR」が5万円前後、本体のみが4万円前後になる見込み。3月13日に発売。