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お得な10.1型タブレット「MT-iCE1000WN-BG」 ― 第2回

5万円台で買えるWindowsタブレットのパフォーマンスとは

ベンチマークを交え、マウス10.1型タブレットの性能に迫る-「MT-iCE1000WN-BG」

2015年02月10日 08時00分更新

文● 高橋量

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 マウスコンピューターの「MT-iCE1000WN-BG」の魅力は、BluetoothキーボードとOffice Home and Business 2013が付属しながらも標準価格が4万9800円(税別、送料込み)と非常にお手頃な点だ。

 スペックはCPUがCeleron N2807(1.58GHz)でメモリーが2GB、ストレージが64GBのeMMCの構成で、メールや文書作成には十分なパワーを持っている。前回は本体デザインや付属キーボードについて紹介したが、今回はベンチマーク結果を交えながら「MT-iCE1000WN-BG」の処理性能について紹介しよう。

BluetoothキーボードとOffice Home and Business 2013付きで4万9800円(送料込み)の10.1型タブレット「MT-iCE1000WN-BG」
m-Tab iCE1000WN-BGの主なスペック
機種名MT-iCE1000WN-BG
CPUCeleron N2807(1.58GHz)
グラフィックスインテル HD グラフィックス
メモリー2GB
ストレージ64GB eMMC
ディスプレー10.1型(1280×800ドット)
通信規格無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)、Bluetooth 4.0+LE
インターフェースmicroUSB 2.0端子×1、microHDMI端子×1、ヘッドフォン端子×1、microSDカードスロット×1
ウェブカメラ前面:100万画素、背面:500万画素
内蔵センサー環境光センサー、電子コンパス、加速度センサー、ジャイロスコープ
駆動時間約4.5時間(JEITA2.0)
サイズ/重量幅258×奥行172.6×高さ10.9mm/約690g
オフィスソフトOffice Home and Business 2013
OSWindows 8.1 Update with Bing(64bit)

CPUとメモリーは高性能ではないが、オフィス利用には十分

 「MT-iCE1000WN-BG」は、CPUとして「Bay Trail-M」(開発コード)ことCeleron N2807を搭載している。PC向けの廉価版CPUとして位置づけられる「Celeron」の名前が付いてはいるが、性能的にはタブレット向けのAtom相当だ。基本性能はそれほど高くはないものの、標準的な利用――たとえばメールやネットの閲覧、動画の再生、オフィスを使った文書作成など――には十分なパワーを持っている。

タスクマネージャーの「パフォーマンス」によるCPUの稼働状況。コア数は2で動作周波数は1.58GHzだ
「CPU-Z」によるCeleron N2807の詳細情報

 メモリー容量は、2GBだ。PCとして利用するなら4GBは欲しいところだが、軽めの作業が主体であれば特に問題はない。しかし負荷の高いソフトを同時に複数本起動したり、ブラウザーで大量のタブを開きながらネットを閲覧したりすると、動作が徐々に重くなってくる。

 タブレットで見る事が多い動画については、高解像度のコンテンツであっても、CPUが動作再生支援機能をサポートしているおかげでコマ落ちすることなくスムーズに再生された。

容量2GBのメモリーを搭載。特にソフトを起動していない状態でも、メモリー使用量は60%前後を推移していた

ストレージ容量は64GBと多いが、空き容量が少ない

 「MT-iCE1000WN-BG」のストレージ容量は64GBで、eMMCのフラッシュメモリーを搭載している。より低価格なWindows 8.1タブレットには、ストレージ容量が32GB以下の製品もある。それらに比べると、容量に比較的余裕がある。もっとも、空き容量が潤沢かというと実はそうでもなく、試用機には25.6GBしか残されていなかった。ファイルサイズの大きい写真や動画、音楽ファイルなどを持ち歩く際はmicroSDHC/SDXCカードを利用するのがよさそうだ。

試用機ではストレージにSKハイニックス社の64GB eMMC「Hynix HCG8e」が使われていた
試用機のパーティション構成。回復パーティションに14.65GB割り当てられているため、Cドライブの容量は42.93GBと案外少ない
試用機ではCドライブに25.6GBの空き容量が残されていた

グラフィックスは3Dゲーム以外はOK

 グラフィックス機能には、CPU内蔵のインテルHDグラフィックスを利用する。Officeマシンとしての利用には、十分なパフォーマンスだろう。ゲームに関しては、Celeron N2807はエントリー向けのCPUであるため、3D描画性能についてもかなり控えめだ。2D描画主体のブラウザーゲームならプレーに支障はないが、3Dゲームについては軽めの作品でもプレーは厳しいだろう。

「GPU-Z」によるCPU内蔵のインテルHDグラフィックス詳細情報

 全体的にスペックは控えめだが、格安タブレットのなかではストレージ容量が比較的大きい点は評価したい。だが、64GBの容量に対して空き容量が少ない点が気になる。Windows 8.1 Update with Bingは32ビット版であれば容量が数GB程度ですむのだが、64ビット版では15GB以上になってしまう。

 回復パーティションの容量を含めると、32ビット版との差は20GB以上だ。メモリー容量が2GBであるため、ひょっとしたら32ビット版でもよかったのではないだろうか(32ビット版は3GB程度までしかメモリー容量を認識できないため、2GBのメモリーと組み合わせて使う端末が多い)。

 「MT-iCE1000WN-BG」のストレージの容量が少ない点については、microSDカードやクラウドストレージなど外部ストレージを利用することである程度解決できる。ストレスなく利用するためにも、外部ストレージを積極的に活用したい。

(次ページ、「ベンチマークでライトな作業ならストレスなく使える事を確認」に続く)

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