お得な10.1型タブレット「MT-iCE1000WN-BG」
CPUはCeleron N2807で、フラッシュストレージは64GB
5万円台でキーボードとOfficeが付く10型タブ! マウス「MT-iCE1000WN-BG」
マウスコンピューターの「MT-iCE1000WN-BG」は、コストパフォーマンスが魅力の10.1型タブレットだ。標準価格は送料込みで4万9800円と格安でありながら、Bluetoothキーボードや、文書作成には欠かせない「Office Home and Business 2013」が付属している。5万円程度の予算で、ビジネス向けタブレットに必要な一式がそろうのだ。このお得な「MT-iCE1000WN-BG」については、今回は本体やキーボードの使い勝手を中心にレビューしよう。
m-Tab iCE1000WN-BGの主なスペック | |
---|---|
機種名 | MT-iCE1000WN-BG |
CPU | Celeron N2807(1.58GHz) |
グラフィックス | インテル HD グラフィックス |
メモリー | 2GB |
ストレージ | 64GB eMMC |
ディスプレー | 10.1型(1280×800ドット) |
通信規格 | 無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)、Bluetooth 4.0+LE |
インターフェース | microUSB 2.0×1、microHDMI×1、ヘッドフォン×1、microSDカードスロット×1 |
ウェブカメラ | 前面:100万画素、背面:500万画素 |
内蔵センサー | 環境光センサー、電子コンパス、加速度センサー、ジャイロスコープ |
駆動時間 | 約4.5時間(JEITA2.0) |
サイズ/重量 | 幅258×奥行172.6×高さ10.9mm/約690g |
オフィスソフト | Office Home and Business 2013 |
OS | Windows 8.1 Update with Bing(64bit) |
サイズやデザインはいい意味で「標準的」
「MT-iCE1000WN-BG」の本体サイズは、幅258×奥行172.6×高さ10.9mmだ。接地面積としては、B5サイズ(幅257×182mm)よりも奥行きが1cm弱小さい程度だとイメージしていただきたい。標準的な10.1型のWindows 8.1タブレットと比べると、ひと回りコンパクトな印象だ。ただし、高さは10.9mmとやや厚めに感じる。
重さは約690gでクラムシェル型ノートよりは軽いものの、10.1型タブレットとしては重めだ。実際に手にしてみると、やや手応えを感じる。だが重心が均一に保たれているため、片手で持っても安定して使うことが可能だ。
ボディの素材は樹脂製で、本体カラーは明るいガンメタリックといったところ。良くも悪くも標準的なデザインだが、格安モデルにデザイン性の高さを求めるのは要求が高過ぎるかもしれない。言い方を変えれば奇をてらわないデザインなので、ビジネスシーンでも違和感なく利用できるはずだ。
液晶ディスプレーのサイズは10.1型で、解像度は1280×800ドットに対応している。駆動方式は不明だが、試用機を使ってみた限りでは発色は良好で、視野角も広めだ。タッチ機能は10点マルチタッチ対応で、操作時にストレスを感じることなかった。
インターフェースとしては、microUSB 2.0、microHDMI、ヘッドフォン、microSDカードスロットを用意している。microUSBは充電と兼用で、充電時にUSB機器を利用することはできない。だが標準でBluetoothキーボードが用意されているため、入力デバイスの利用には問題ないだろう。外部ストレージについてはmicroSDカードを利用したり、プリンターやスキャナーについては無線LANで接続するなどの対応策はある。
「普通に使える」という点もまた重要な要素のひとつ
センサー類は環境光センサー、電子コンパス、加速度センサー、ジャイロスコープの構成だ。無線機能はIEEE802.11b/g/nの無線LANと、Bluetooth 4.0+LEに対応している。カメラ機能はフロントが有効画素数約100万画素、リアが約500万画素だ。
実際に「MT-iCE1000WN-BG」を使ってみて、デザインや使い勝手に特徴的な部分は見受けられなかった。だが日常的に利用するデバイスにおいて、「普通に使える」という点もまた重要な要素のひとつ。奇をてらわないからこその使いやすさがある、と言えるだろう。
(次ページ、「付属キーボードの使い勝手は良好」に続く)