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世界最軽量の13.3型ノートが登場

やっぱり軽い、驚くほど軽い、タッチが進化した「LaVie Hybrid ZERO」

2015年02月03日 11時00分更新

文● 編集部

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やっぱり軽い、オンリーワンの存在がLaVie Hybrid ZERO

 本体の軽さに関しては従来機譲りだ。すでに過去のLaVie Zシリーズを知っていたとしても、やはり軽いと感じてしまう。

 2in1機ではレッツノート RZ4のようにより軽い機種は存在するが、こちらは10.1型と一回り小さなサイズのマシンとなる。画面サイズはパソコンとしての実用性を求める重要なポイントで、キーボードのサイズなどにも影響を与える。そういう意味で、13.3型でここまで軽い機種というのはなかなかない(それこそ先代モデル程度しか思いつかない)し、使いやすさと。ほかにはないオンリーワンのノートというイメージは変わらない。

HZ750/Aのキーボード。

 つまり軽さにとにかくこだわりたいがパソコンとしてゆとりある画面キーボードのサイズを確保したいという層にはLaVie Hybrid ZEROという選択しかないことになる。

真の意味での2in1、しかしタッチパッドがちと惜しい

 さて、ここからは主に、最上位のHZ750/Aを中心に紹介していこう。クラムシェルを開いて、180度までのノートパソコンとして通常使う角度までディスプレーを開いた状態では一般的なモバイルノートとはまったく遜色がない操作感である。2軸ヒンジの採用に当たっては、径を小さく抑えて、主張が少ないように敢えてしているという。

 デザイン的な印象は大きく変わらないが、正面にあったインジケーターが省略されている。よりスリムさを強調するために、斜め方向の面取りを増やした精悍なデザインだ。手前の部分がちょうど∑のような形状となり、指がかりよく開ける点なども好感が持てる。

 キーボードについては、ストロークが若干浅いものの、サイズやレイアウトは不足感がなく打ちにくさはない。ただしタッチパネルに関してはボタンが一体化したタイプであること、摩擦感などのフィーリング、そして指に対する追従性がもうひとつという印象があった。タッチ操作で効率的な操作もできるが、机に座って集中して作業する際には、マウスと一緒に使いたいと感じてしまった。

 そして1kgを切る本体の軽さは、タブレットモードで生きる。

 従来の2in1で脱着式のものはタブレット単体で持ち運べば軽量だが、キーボードと一緒に持ち運ぶと重量がかさむ。2軸ヒンジを採用する機種は数ある2in1タイプのノートの中でも、もっともシンプルな実現方法と言えるだろう。それでもここまでゆとりあるサイズの画面と薄さをキープしつつ、長時間手に持っても負担が少ない重量の機種は思いつかない。

 無理なく使える、2in1機という意味では、やはりこのLaVie Hybrid ZEROが他製品をリードしていると言えそうだ。

 実際に使用する際には、横位置より縦位置のほうが適しているように感じる。片手で気軽に持て、そして手がキーボードに触れないためだ。パームレスト部分をつまむように持つことで気軽に持て、高解像度であるため、情報量の多いPC用のウェブサイトなども遜色なく見られる感覚がいい。

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