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PCに超望遠デジカメ、スピーカー……今買うべき2万円台デジタル製品 第2回

50倍超のズームも! お買い得望遠コンデジ4機種はコレ!!

2015年02月03日 12時00分更新

文● 周防克弥

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「STYLUS SP-100EE」の撮影サンプル

広角側の撮影サンプル

F2.9

F2.9

F3.2

F3.2

F8.4

F8.4

 シャープネスが強く、質感が微妙に損なわれいる点が残念。絞りによっての画質の変化は少ないが、開放のほうがシャープネスは多少よく、絞っていくほどわずかな差だが甘くなるようだ。

望遠側の撮影サンプル

F6.5

F6.5

F7.8

F7.8

F19

F19

 望遠側もシャープネスは高い。開放値よりは1つ絞ったF7.8のほうが解像感は高い。F19では若干だが解像感が低下してしまう。

感度別撮影サンプル

ISO 125

ISO 125

ISO 200

ISO 200

ISO 400

ISO 400

ISO 800

ISO 800

ISO 1600

ISO 1600

ISO 3200

ISO 3200

ISO 6400

ISO 6400

 ノイズはISO 400くらいから出はじめているが、ISO 800まではうまく補正されている。ISO 1600を超えるとノイズが目立ち、ディテールへの影響が出てくる。それでも最高感度のISO 6400でも大きく破綻することはなく、十分に実用性のある画質を保っている。

シャッタースピード優先オートで撮ったため、感度が上がってしまいノイズが多く出てしまった。それでも大きく引き伸ばさなければ十分な画質だろう。右はアートフィルターの「ミラー」で画面中央で反転させた写真

 AFの動作速度が速く、使い勝手は非常にいい。望遠撮影時のフレーミングも決めやすかった印象だ。

 個人的に少し気になったのは、ISO感度をマニュアルで設定できるのがプログラムオートとマニュアルモードの時だけで、絞り/シャッタースピード優先オート時にはISO感度もオート制御になってしまうこと。

 強力な手ブレ補正があるので、プログラムオートを使えばいいのかもしれないが、できれば絞り/シャッタースピード優先オート時にも感度設定ができればベストだと思った。

次ページへ続く、「リコー PENTAX XG-1

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