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VGAを限界まで活用できるMSI製ノート「GS30 2M Shadow」の実力をチェック

2015年02月03日 12時00分更新

文● 加藤 勝明

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 最後に本体内蔵のSSD RAIDと、ドックのSATAに接続したSSD(Crucial「CT512M550SSD1」)の性能を「CrystalDiskMark」で測定する。テストは1000MB×5、ランダムデータを使用した。

内蔵RAID(写真左)とドック内に増設したSSD(写真右)のテスト結果

 今回ドックに入れたSSDが少々使い込んだ状態のものだったため、若干性能が落ちている感じではあるが、SATA SSDとしてはごく普通のパフォーマンスを発揮している。

 ドックを経由してHM87チップセットのSATAに直結されるだけあって、しっかり性能は出せるようだ。もちろん内蔵SSDのRAIDの読み書き速度も申し分なし。写真編集用などに使用しても十分活躍してくれるだろう。

ハイエンドVGAが搭載できる
自作ユーザーも楽しめるノートPC

 GS30 2M Shadowは薄型ノートのように使えながらも、同梱のドックにビデオカードを追加すればデスクトップ機と同等のパフォーマンスを得られることがわかっただろう。しかもPCI Express 3.0 x16で接続されるのでGPUの性能が制限されることもない。

持ち運び用ノートとゲーミングPCを2台持ちたくない人にとっては非常に役立つマシンになるはずだ

 合体した姿が若干不格好なことと、ファンノイズが大きいことなどに目をつむれば、持ち運び用ノートとゲーミングPCを2台持ちたくない人にとっては非常に役立つマシンになるはずだ。

 GS30 2M Shadowでゲームをしようとすれば、プラスしてミドルレンジのビデオカードと液晶で最低でも4~5万円の追加予算が必要になってしまうが、ミドルレンジで不満が出てきたら、GTX980など上位カードへのグレードアップができる点は評価すべきだろう。

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【機材協力】

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