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下り220Mbps対応のWiMAX 2+ルーターの実機を早速試した

2015年02月01日 12時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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ほぼ使い放題の「ギガ放題」がスタート
2月19日までの契約なら、月700円安くて使い放題

 料金プランだが、下り最大220Mbps対応ルーターに合わせて、2月20日からは新しい「UQ Flatツープラス ギガ放題」(2年契約を前提に月4380円、税抜)がスタートする。これは従来プラン(「UQ Flatツープラス」で月3696円、税抜)で今春から導入される、WiMAX 2+における月7GBの通信量上限の設定がないプランだ。

3日3GB以上は速度制限の可能性があるが、ほぼ使い放題の新しいプランが提供される

 ただ「ギガ放題」でも完全な使い放題ではなく、「前日までの直近3日間で通信量が3GB以上になった場合に、翌日に通信速度を制限する場合がある」という注意書きが、WiMAX 2+でも今年4月以降に適用される(従来プランも同様)。WiMAXのような完全使い放題でないのは残念だが、この制限が入るケースでもほとんど使い物にならないような遅さではなく、「(YouTubeが再生できる)700kbps程度の速度は出せるようにする」としている。

 3日間で3GB以上も通信する使い方としては、長時間ネット動画を見続ける、大量のデータを常時クラウド上にバックアップする、などが考えられるが、少なくとも前者の使い方には配慮がなされているというわけだ。いずれにせよ周波数の有効活用やユーザー間のバランスという面からは、まずまず妥当なレベルの規制ではないだろうか。

 すでに従来プランでWiMAX 2+で契約しているユーザーは、当初のキャンペーン内容どおり、最初の契約から2年間は通信量の制限はなく、「ギガ放題」と同等のサービスが受けられる(3日/3GBの制限は同じ)。また、現在は新プラン開始前の2月19日までに従来プランで契約すると、2月19日で終了となる上述のキャンペーンが適用されるため(つまり月3696円で「ギガ放題」相当のサービスを2年間受けられる)、特にオトクと言える。

新プランが導入されるまでの2月19日までにWiMAX 2+を契約すれば、従来プランの安い月額料金で実質的に「ギガ放題」と同じサービス内容を2年間利用できる。ただWX01は発売が3月なのが少し残念

 下り最大220MbpsのWiMAX 2+の威力については今後テスト予定だが、現時点でも十分に高速で、エリアもほぼWiMAXと同等になっている。特にWiMAXユーザーは現時点で乗り換えるにしてもしないにしても、そろそろ検討はしておきたいところだ。


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