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サンディスクがLightning&USB端子搭載のUSBメモリーを発売

2015年01月29日 09時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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「iXpandフラッシュドライブ」(左)と「サンディスク ウルトラ デュアル USBドライブ 3.0」(右)

「iXpandフラッシュドライブ」(左)と「サンディスク ウルトラ デュアル USBドライブ 3.0」(右)

 サンディスクは29日、iPhone/iPad用のUSBフラッシュメモリー「iXpandフラッシュドライブ」と、Androidデバイス用のUSBフラッシュメモリー「サンディスク ウルトラ デュアル USBドライブ 3.0」を発表した。iXpandフラッシュドライブは2月(一部量販店で今週から先行販売)、ウルトラ デュアル USBドライブ 3.0は4月に発売予定となっている。

PCとiPhoneで直接ファイルをやりとりできる
「iXpandフラッシュドライブ」

iXpandフラッシュドライブ

iXpandフラッシュドライブ。上がLightning端子で下がUSB端子という構成になっている

iPhoneと接続した状態

iPhoneと接続した状態

 iXpandフラッシュドライブは、LightningコネクターとUSB 2.0コネクターを備えたUSBメモリーで、16GB(予想実売価格1万円前後)、32GB(1万5000円前後)、64GB(2万2000円前後)の3種類を用意。

「iXpand Sync」の画面。ファイルを選択してコピー先を指定する

 iOS用アプリ「iXpand Sync」をスマホに導入することで、iXpandへのコピーなどが簡単に行なえる。また、WMVやAVI、FLVといったiOSでは再生できない動画もこのアプリ上で再生が可能だ。

自動同期機能を有効にすれば、iXpandを接続するたびに差分がコピーされる

自動同期機能を有効にすれば、iXpandを接続するたびに差分がコピーされる

iOSでサポートされていない動画ファイルの再生も可能だ

iOSでサポートされていない動画ファイルの再生も可能だ

 自動同期機能を搭載するほか、他人に見られたくないファイルをアプリ上で暗号化してロックする機能も搭載する(パスワード認証)。

製品の説明を行なうサンディスク リテール製品マーケティング担当ディネッシュ・バハール氏

製品の説明を行なうサンディスク リテール製品マーケティング担当ディネッシュ・バハール氏

 リテール製品マーケティング担当バイスプレジデントのディネッシュ・バハール氏によれば、類似製品の3倍以上の転送速度があるとのこと。ただし、実際の転送速度については「非公開」として明言を避けた。また、本製品は2年間保証が付いている。

 バハール氏は日本におけるiPhoneの普及率が高い(世界のiPhone市場の9%を日本が占める)ことや、日本人は写真や動画を撮る機会が他国の人に比べて多いという調査結果を公表。同社にとって日本は重要な市場であるとの認識を示した。

Android向けのデュアルポートUSBドライブも発表

極小サイズの「ウルトラ デュアル USBドライブ 3.0」

極小サイズの「ウルトラ デュアル USBドライブ 3.0」

 ウルトラ デュアル USBドライブ 3.0はmicroUSBとUSB 3.0端子を搭載するUSBドライブで、PCとのUSB接続では最大130MB/秒の読み取りが可能。容量は16GB、32GB、64GBの3種類を用意するが、価格は未定。5年保証付きだ。

中央部のスイッチを左右にスライドさせることで、microUSB端子またはUSB 3.0端子を引き出せるようになっている

幅11×奥行36.6×高さ19.8mmという超小型サイズに、スライド式のmicroUSB端子とUSB端子を搭載。OTG(On-The-Go)対応のAndroidスマートフォンに接続することで、外部ストレージとして利用できる。

「サンディスク メモリーゾーン」でスマホのストレージを一元管理できる

「サンディスク メモリーゾーン」でスマホのストレージを一元管理できる

 「サンディスク メモリーゾーン」というAndroid用アプリを用意しており、アプリ上でスマホ本体のメモリーと外部メモリーカード、ウルトラ デュアル USBドライブの空き容量を一目で確認できるほか、オンラインストレージも利用できる。

 前出のディネッシュ・バハール氏によれば、グローバル市場におけるスマートフォンは10億台規模となっているが、OTG対応は20%程度にとどまっているという。しかし、日本(2014年発売モデル)においては約76%のスマートフォンがOTG対応であるとし、本製品が日本で受け入れられる可能性は高いと見ている。

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