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タマムシのような構造色で輝くホログラムでカラスを撃退

凸版印刷と和田電業社、カラス被害防止ツール「たまむし~る」を開発

2015年01月28日 16時19分更新

文● 行正和義

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「たまむし~る」(左)と鉄塔での使用イメージ(右)。(c)Toppan Printing Co., Ltd. / Wadadengyosha Co., Ltd.

 凸版印刷と和田電業社は1月28日、タマムシの構造色と模様に着目したカラス被害防止ツール「たまむし~る」を開発。2月初旬よりサンプル出荷を開始する。

 カラス研究の第一人者である宇都宮大学農学部の杉田昭栄教授の協力のもと共同研究を行い、カラスが忌避する玉虫の構造色と模様をホログラム印刷している。表面には耐候性を考慮した保護加工が施され、シール構造なので鉄塔などにも直接貼り付けることが可能。

 電力会社、鉄道事業者、商業施設などへの導入を見込んでおり、サンプル価格は250mm角シールが1枚1080円、500mm角が1枚3240円。

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