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入門から上級まで! ネットワークカメラ設定特集 第1回

iPhoneで外出先から自宅をチェック! 高機能ネットワークカメラで監視する技

2015年01月27日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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パン・チルトで映像をチェック!

 映像をフリックすることで、カメラの方向を調整することができる。上にスライドさせると、カメラが下を向くのだ。画面には映像と音声の通信速度とカメラを設置した場所の気温、映像の解像度なども表示される。録画ボタンを押すと動画、カメラアイコンを押すと写真を撮影でき、データは端末内に保存される。面白いショットだったり、見知らぬ人物が映った時に利用しよう。

 ベルのボタンを押すと、一定時間カメラからアラームが鳴る。監視カメラとして利用している際、侵入者に警告するような場合に利用するので、基本は使わない機能だ。マイクアイコンをタップすると、カメラに音声を送ることができる。下のゲージで、音量の調節が可能。実際に試したところ、接続はできており何か言っているのはわかるのだが、きちんとした会話を再生することができなかった。ちなみに、本体のマイクで拾った音声もスマホ側で再生できる。こちらは、きちんと再生されていた。

 また、初期設定では画像が荒いと思ったら、解像度が480×360ドット、ビットレートが256bpsになっていた。回線に余裕があるなら、設定から解像度やフレームレートを上げておこう。とは言え、高くすればそれだけコマ落ちが発生する。そこで「バンド幅」を余裕を持った設定にして、解像度はその時の速度によって調整する「自動」モードにしておくといい感じに運用できる。

 CS-W70HDは昼用レンズと夜用レンズの2つに加え、赤外線LEDも搭載している。電気を落とした夜間などでも、映像をチェックすることができるのだ。もちろん、その際はモノクロ映像になる。

犬のケージを監視したいので、その向かいにあるワインセラーの上に設置した

映像を表示したところ、ちょっとカメラが上を向いていたので下に動かす

ばっちり犬の様子がチェックできる

映像はピンチアウト/イン操作で拡大縮小が可能

録画・撮影ボタンを押すと「写真」へのアクセスが求められる

カメラアイコンをタップして撮影した画像

ベルのアイコンをタップするとアラームが鳴る。マイクのアイコンをタップすると、スマホで拾った音声をカメラから再生できる

カメラの設定画面から「ストリーム設定」を開き、バンド幅を上げる

「自動」をオンにして、解像度は回線の状況によって最適化する

暗所でも、赤外線LEDによって映像を確認できる。映像はモノクロになるが、はっきり見える

次ページでは、「microSDカードに録画もできる

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