最初にお詫びしておくけど、今回、遠くの猫を望遠で撮った写真が半分を占めるので、写ってる猫がちょいと小さい。ご勘弁を。何しろ、物理的に近寄れない場所にいたのだ。
まずは黒猫から。
歩いてたらガサッと音がしたのである。もしや、と思ってのぞき込むと黒猫の姿が。
でも警戒しちゃって、奥に入って出てこない。このままだと撮れないのである。猫の顔にピントを合わせたいのだが、どうあがいても、手前の木にピントが合っちゃう。
特殊な交渉術を使っておびき寄せてもいいけど(そんなのはありません)、私としてはできるだけそのままの姿を撮りたい。
ありがたいことに、猫はその場所にとどまってて、こちらが脅かさない限りじっとしてくれそうだ。
そんなときはマニュアルフォーカスである。モニターに猫の目の辺りを拡大表示しつつ、猫が動かないよう祈りつつ、慎重にピントを合わせて撮るべし。
さらにちょっと歩くと、ああ、おあつらえ向きの場所に猫がいた。石垣である。お掘と石垣を背景に猫。木の根元に座ってお堀の方を見てる。いいですなあ。
どんな顔の猫か見てみたい&猫の顔と石垣を一緒に撮りたいと思って声をかけてみたら、一瞬反応したかと思いきや、てくてくと歩き出してしまったではないか。しかも微妙にこっちの方に。
どうも、何かもらえると思ったらしい。
そして竹垣からぬっと顔を出した瞬間を撮ったのが冒頭写真。
「這いつくばって猫に近づけ」というくらいで、猫写真は猫目線で撮ろうと書いてるけど、こういうときは上から撮った方がいい。竹垣の様子もよくわかるし、人と猫の見つめ合いがわかる。
(次ページに続く、「猫同士のぶつかり合いが発生! その結末に爆笑)
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