使い勝手は国内のiDと同じ!
さっそくラスベガスでiD/PayPassを試してみることにした。とはいえ、日本と違ってどこで使えるかわからない。そこで、事前にラスベガスでのPayPass対応店舗を下調べし、まずはPayPassが使えることが確認できた店舗に行って試し、その後は現地で実際の店舗での対応状況をチェックしつつ試してみることにした。
最初に行ったのは、日本でもおなじみの「マクドナルド」。アメリカのマクドナルドでは、全店舗でPayPassを利用した非接触決済に対応していると事前に確認済み。
実際にマクドナルド店舗に入りカウンターを確認してみると、レジの手前にクレジットカードのリーダー端末が置かれ、そこには非接触決済を示すマークが書かれていた。
ここにスマートフォンをタッチすれば、決済が行なえるはず。さっそく商品を注文し、スマートフォンで決済。店員に「PayPass使えますか?」と聞いてみると、「もちろん!」との返事。
そこで、クレジットカードのリーダー端末にスマートフォンをタッチすると、ピッというような音は鳴らなかったものの、瞬時に決済完了。まさに国内での非接触決済とまったく同じ感覚で利用できた。現金の受け渡しもいっさい不要で、これは非常に便利だ。
次に、ドラッグストアチェーンの「Walgreens」に行ってみた。薬や日用品だけでなく飲み物や食べ物も扱っていて、ラスベガス中心街に複数店舗を構えていることもあって、ラスベガス滞在中にコンビニに近い感覚で利用できるお店だ。
そしてこちらも、マクドナルド同様にPayPass対応を事前にチェック済みだった。レジ横に置かれたクレジットカードのリーダー端末には、しっかり非接触決済対応を示すマークを確認。もちろん、利用も問題なかった。
どうやら、まだ非接触決済を利用する客はほとんどいないようで、店員にも「これはとても便利だね」と感心されるほどだった。
ちなみに、支払時に「PayPass使えますか?」と聞いても「何それ?」という返答だったが、リーダーの非接触決済マークを指さすとわかってもらえたので、もし店員がPayPassについてよくわからないようなら、この方法がお勧めだ。
(次ページに続く、「英語で話すより非接触決済マークを指さした方が伝わりやすい!?」)
