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最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 第115回

2万円台で買える格安スマホのカメラの性能はどう?

2015年01月14日 15時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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格安スマホとは思えない充実度
Ascend G620S

 最後にそれぞれのカメラの機能を見ていく。まずはAscend G620S。初期設定では「スマートモード」になっており、自動的に最適な画質の設定で撮影が可能。難しい操作は無し。

 だが格安スマホとは思えないほど撮影モードも充実しており、被写体を追尾しながらフォーカスし続ける「オブジェクトトラッキング」(動画にも対応)や、加工機能の6種類(オリジナルを除く)の「フィルタ」、撮影後10秒間録音も行なう「音声写真」、10枚撮影し最高の1枚を保存する「ベストショット」、保存した写真のフォーカスの位置を変更できる「オールフォーカス」、位置情報と年月日が画像に表示される「ウォーターマーク」(ネット接続が必要)がある。

 音量ボタンはズームとなっているが、シャッターボタンに割り当てることも可能。2回押しをすれば「クイック撮影」や「カメラの起動」も割り当てられる。

撮影モードはなかなか充実。被写体をフォーカスし続ける設定も可能

ウォーターマークを自動で入れられる機能も

手動設定は豊富だが独自機能は少ない
KC-01

 KC-01は手動設定が充実しているものの、逆に独自の機能といえるものが少なく、28種類の豊富なエフェクトが目を引く程度。

 満遍なく用意された設定項目を見ていくと、シーン設定は「標準、人物、風景、夜景、夜景+人物、スポーツ」と少なめだが、明るさ(露出)補正の「ブライトネス」、「スマイルシャッター」、 「セルフタイマー」「HDR」「手振れ補正」があり、「顔優先」と「センター固定」のフォーカスモードがある。

 また読者にはほとんど関係ないが、本体からカメラ画面のスクリーンショットが撮れない。これは京セラ製スマホをはじめ一部スマホで見られる。ライター泣かせである。

エフェクトが多数用意されており、シーン設定も必要十分なものがある

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