このサイドパネルはなんと“観音開き”で開く。アクリル窓がある側が左ドア、ベイ側が右ドアとなり、真ん中の繋ぎ目から手前にパネルが開いていく仕組みだ。
サイドパネルを取り外したいときは、パネルをある程度まで開けた後、上に持ち上げるとヒンジ部から簡単に外れる。マザーボード固定側の側面パネルは通常のスライド式だ。
見た目のゴツさはないけど冷却に強いThermaltakeだけあって、冷却ファンの設置可能数と対応サイズの多さが素晴らしい。改めてどの部位に何個の冷却ファンが搭載できるのかまとめてみた。
搭載可能な冷却ファン | |
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前面 | 標準搭載:200mm×2 増設可能:120mm×3、140mm×2、200mm×2、420mmラジエーター |
背面 | 標準搭載:140mm×1 増設可能:120mm×1、140mm×1、140mmラジエーター |
背面 | 標準搭載:200mm×2 増設可能:120mm×3、140mm×2、200mm×2、420mmラジエーター |
底面 | 標準搭載:なし 増設可能:120mm×2、140mm×2、280mmラジエーター |
自分好みの冷却仕様を構築しやすい
実直なPCケース
見た目が大人しくて、なんだかThermaltakeらしくないと思っていたが、中身は自分の好みの冷却システムが組みやく、ドライバー不要でケース内部にアクセスできるという、シンプルで非常にシステマチックな内容だった。
大型ラジエーターを複数設置して冷却したいけど、子供っぽいデザインのPCケーには抵抗あるんだよなぁ、なんて人にはうってつけの製品だ。
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