インテルは5日(米国時間)、第5世代のCore iプロセッサーなど17製品を発表した。「Broadwell」(ブロードウェル)と呼ばれる14nmプロセス製品群のうち、今回発表されたのは「Broadwell-U」と呼ばれるモバイル向けのSoCパッケージ。CeleronやPentiumも発表されている。
新しいCore iシリーズは消費電力で2種類に大別され、15Wが10製品、28Wが4製品となっている。低消費電力をウリにしており、第四世代の「Core i7-4600U」と第五世代の「Core i7-5600U」とで比較した場合、Windows 8.1のアイドル時で約1時間(4600Uが9.1時間、5600Uが10.1時間)、ビデオ再生時で約90分(4600Uが約7.2時間、5600Uが約8.7時間)、長くバッテリー駆動ができるという。
内蔵グラフィックスは、28W製品には「Intel Iris Graphics 6100」が、15W製品には「Intel HD Graphics 6000/5500」が採用されている。4K(3840×2160ドット)の表示が可能なほか、VP8/VP9およびHEVCといったビデオのデコードにも対応。最新のワイヤレス映像送信技術である「Intel Wireless Display v5.1」を採用し、DX9/DX11のフルスクリーンゲームや4K映像の送信もサポートする。
今回発表された製品の主な仕様は次ページで紹介する。
(次ページに続く、「新CPUの仕様リスト」)