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「New XPS 13 Graphic Pro」はどこが変わった?

Broadwellになった「XPS 13」2015年版を最速レビュー (2/2)

2015年01月07日 11時00分更新

文● 山口優

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液晶ディスプレイはフルHDで、13型としては非常に高精細だ

CPUは「Broadwell-U」のCore i7/i5

 「New XPS 13 Graphic Pro」のCPUは、前述したコードネームBroadwellの中でも、Broadwell-Uと呼ばれるノートPC向けのプロセッサー。2014年後半に登場した「Broadwell-Y」は製品名が「Core M」となったが、New XPS 13 Graphic Proが搭載するBroadwell-Uは、Core i7もしくはCore i5となる。

 このCore i7/i5は、従来の第4世代からさらに省電力になっており、本機もバッテリー駆動時間が公称値約15時間と前モデルから大きく伸びている。グラフィックスはCPU内蔵だが、性能は第4世代Coreプロセッサの内蔵GPUより大きく向上しているので負荷の高い作業でも力不足を感じることは少ないはずだ。

コンパクトな本体に高性能を凝縮

 前モデルのXPS 13は、液晶ディスプレイ周囲のベゼル幅を狭くすることで小型化と大画面化を両立していたが、本製品ではそれがさらに一歩推し進められている。ベゼル幅は5.2mmと非常に細くなり、ディスプレイの存在をほとんど意識することなく使用できるようになった。

 その代わり、従来は液晶パネル上部に内蔵されていたWebカメラの位置がディスプレイ左下に変更されているので、ビデオ通話などで使用する際は目線の配り方を多少意識する必要がある。なお、液晶ディスプレイの解像度はフルHD(1920×1080ドット)と非常に高精細で、画像や映像を緻密に美しく表示できる。

 インターフェイスは本体左側面にUSB 3.0とMini DisplayPort、ヘッドホン/マイクコンボ端子を搭載する。また、本体右側面にはUSB 3.0とメディアカードスロットが装備されている。決して多いわけではないが、モバイルノートという位置づけを考えると必要十分だ。

 次回は、本機の使い勝手や液晶ディスプレイについて、もう少し詳しく紹介していこう。

5.2mmという超狭額ベゼルを採用している

Webカメラは液晶ディスプレイ左下に配置されている

本体左側面には、USB 3.0とMini DisplayPort、ヘッドホン/マイクコンボ端子が搭載されている

本体右側面には、USB 3.0とメディアカードスロットが装備されている

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