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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第387回

2014年の締めはきれいな猫写真で! 今年のお蔵出し写真

2014年12月26日 17時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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群馬県のみなかみ市。駐車場に積もりっぱなしの雪を背景に低い塀にちょこんと座ってた猫を発見してフェンス越しに見つめ合ってみた(2014年1月 オリンパス OM-D E-M1)

群馬県のみなかみ市。駐車場に積もりっぱなしの雪を背景に低い塀にちょこんと座ってた猫を発見してフェンス越しに見つめ合ってみた(2014年1月 オリンパス OM-D E-M1)

 2014年最後の連載は1年を振り返ってみましょうということで、1月から12月まで、一眼レフやミラーレス一眼で撮った写真から、お蔵出し7枚をピックアップしてみた。最後くらいそれなりにきれいな写真で締めましょうっていう趣向であります。

 冒頭写真は1月。雪国で見つけた猫。16:9にトリミングして後ろに写ってた木の枝などをカットし、背景を真っ白にしてみた。

 真っ白な雪国猫っぽく。それにしてもこの猫、きれいな毛並みでありました。来年もまた雪国で猫と出会いたいと思わせてくれるけど、うまく会えるかどうかは行ってみないとわからないのがつらいところ。

人なつこくて逃げない猫なので、さほど望遠じゃなくても顔のアップを撮らせてくれる。歯が悪いのかなんなのか、舌をよくしまい忘れてるのが特徴(2014年2月 オリンパス OM-D E-M10)

人なつこくて逃げない猫なので、さほど望遠じゃなくても顔のアップを撮らせてくれる。歯が悪いのかなんなのか、舌をよくしまい忘れてるのが特徴(2014年2月 オリンパス OM-D E-M10)

 2枚目は2月。冬の河川敷で猫のドアップを。

 冬の川原はすごく寒いのだけれども、この日は日差しがあって猫達はがんばって日向に出てきていたのであった。日向の猫を撮るなら冬。ちょっと逆光気味でキラキラと。

都心のとある神社の境内で、トイレに行こうと思ったらその途中で発見。いい顔にいい背景だったので、トイレを我慢しながら撮ったのでありました(2014年3月 オリンパス OM-D E-M1)

都心のとある神社の境内で、トイレに行こうと思ったらその途中で発見。いい顔にいい背景だったので、トイレを我慢しながら撮ったのでありました(2014年3月 オリンパス OM-D E-M1)

 3枚目は3月。1枚目とは逆に黒い背景の写真を選んでみた。後ろは神社の拝殿(だったか)。黒かったのである。

 その前にきりっとした顔で座ってた猫がいたのだ。夕暮れ時で暗かった上に日陰でISO感度を上げて撮ったのだが、黒い背景に白っぽい猫ということでキリッとした写真になってくれた。背景は大事、という話。

高いところにいる猫って猫らしくてうれしくなる。どんな狭い場所でも器用にくつろぐそのバランス感覚をα6000で狙ってみた。これ、今年のベストミラーレスのひとつ(2014年5月 ソニー α6000)

高いところにいる猫って猫らしくてうれしくなる。どんな狭い場所でも器用にくつろぐそのバランス感覚をα6000で狙ってみた。これ、今年のベストミラーレスのひとつ(2014年5月 ソニー α6000)

 4月はとばして、お次は5月。

 特に5月っぽい写真ではない上に、2月のと同じ猫なのだが、狭い木造塀の上に上手にバランスをとってくつろいでる姿がよくて。狭い塀から前足とお腹の肉がはみ出てぶらぶらしてるのがまたよし。

(次ページに続く、「初夏から年末までのベスト猫写真

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