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年末の大掃除 ラクしてPCを綺麗にしよう! 第1回

PC掃除も年末の大事な行事 便利グッズ&掃除術でピカピカに!

2014年12月25日 12時00分更新

文● 藤田 忠

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入念に掃除するならこのグッズも使おう

 ファンやI/Oポートなどの細かい部分のホコリを飛ばすエアダスター(エアブロアー)とPCケースやキーボード、マウス、液晶の汚れをサッと拭き取るウェットティッシュがあれば、とりあえずPC掃除はオッケーだが、そのほかにもPCクリーニングに便利なグッズがある。それがUSB端子クリーナーと光学ドライブ向けクリーナーだ。

 なかでも変わり種が、コネクター部の研磨剤が、USBポートの接触不良原因となる酸化膜を除去するというサンワサプライの「USBポートクリーナー(CD-USB1)」だろう。

 PCケースの吸気と排気のバランスによっては、未使用のUSBポートなどから吸気され、ホコリが溜まることも。エアダスターでホコリを飛ばしたあとは、CD-USB1で端子もクリーニングしてあげよう。

サンワサプライ「USBポートクリーナー(CD-USB1)」。実売価格は650円前後

一度抜き差しするだけで、研磨材部が黒くなってしまった。これが酸化膜&汚れか? 1つのクリーナーは10回程度使用できる

 続いては分解して掃除できない光学ドライブのレンズ部をクリーニングするグッズだ。DVD専用やDVDとBlu-ray両用など、複数のクリーナーがある。PC搭載の光学ドライブだけでなく、家庭用ゲーム機やBDレコーダーなどにも使えるので、この機会にまとめて掃除してしまおう。

エレコムの「CK-BRP」(左)とサンワサプライの「CD-MDVSET」。ともにCD/DVD/Blu-rayに対応だが、「D-MDVSET」は定期メンテに使える乾式タイプも付属

エレコム「CK-BRP」はしつこい汚れを落とせる湿式タイプで、Blu-ray専用とCD/DVD用の2ディスクが付属している。実売価格は2500円前後

裏面には極小のブラシが備わっており、レンズのホコリや汚れを除去

指定位置にクリーニング液を垂らせば裏面のブラシに液が染みこむ仕組み。クリーニングは、液を垂らしてドライブにセットするだけだ

サンワサプライ「CD-MDVSET」。湿式に加えて、定期メンテに使える乾式タイプが付属。1枚でCD/DVD/Blu-rayドライブに対応。実売価格は1200円前後とお手ごろだ

裏面にブラシが備わっているのは同じ。ただ、湿式はクリーニング液を直接ブラシに染み込ませる仕組みのため、液の加減が難しい

 PC掃除に必要なクリーニング用品の準備が整ったら、いよいよPC周りを掃除していこう。キーボード→PCケース→PC内部と順番にクリーニングだ。

 なお、実践編でクリーニングしたのは、筆者愛用のPC(Mac Pro Mid 2012)周りで、ほぼ1年近く無掃除かつ、日々喫煙とかなり汚れている可能性がある状態のもの。

 とくに次回のキーボードはPCデスクで食事もしているため、キートップのすき間も想像を絶する状態になっていると思われる……(普段はすき間をなるべく見ないように使っている筆者)

【機材協力】

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