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搭載のGTX 970MはデスクトップPC級の性能

25mmの薄さで4K対応、ユニットコム「15X8140-i7-QTEB」で迫力のゲーム体験

2014年12月26日 11時00分更新

文● 高橋量

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 マシンの3D性能を計測する「3DMark」では、もっとも負荷の高いDirectX 11相当の「FireStrike」で「6404」という結果だった。GPUの性能としては前モデルの「GeForce GTX 800M」シリーズを上回っているばかりか、デスクトップ向けのハイミドルクラスGPUと同等レベルだ。ゲーミングノートはデスクトップに比べて性能が格段に劣るといわれてきたが、GeForce GTX 970Mはデスクトップなみの3D性能を持っているといえる。

「3DMark」ベンチマーク結果

 「ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」ではフルHDの最高画質で「8415」の「非常に快適」という結果だった。3840×2160ドットの4K解像度で試してみたところ、最高品質では「2716」の「やや快適」という結果だったが、「高品質」では「3610」の「快適」という結果になっている。画質を調整すれば、4K解像度でも快適にプレーできるということだ。

4K解像度での「ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」ベンチマーク結果
最高品質 2716(やや快適)
高品質 3610(快適)
標準品質 5402(とても快適)

評価は「やや快適」であるが、4K解像度の最高画質でも問題なくプレーできる

「モンスターハンターフロンティアベンチマーク第3弾【大討伐】」ではフルHDで「14192」、4K解像度で「3841」という結果

 4K解像度に対応していないゲーム系ベンチマークでも、かなり高めの結果が出ている。国内で人気のゲームであれば、ストレスなくプレーできる性能だ。ゲーム本編でフルHD以上の解像度に対応していても、問題なくプレーできるだろう。

「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト」(解像度1920×1080ドット、最高品質)ベンチマーク結果

「ファンタシースターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版 ver.2.0」(解像度1920×1080ドット、最高画質)ベンチマーク結果

 より負荷の高い海外ゲームとして「Tomb Raider」を試してみたところ、フルHDであれば2番めに高画質な「ULTRA」で60FPS超え、4K解像度では快適なプレーには少々厳しい結果となった。

「Tomb Raider」のベンチマーク結果
解像度 画質 最小FPS 最高FPS 平均FPS
4K ULTIMATE 13.2 19.4 16.3
ULTRA 18.8 25.2 22.4
HIGH 30 42 36.1
フルHD ULTIMATE 40.7 64 51.4
ULTRA 66 92 78.9
HIGH 94 134 113.1

 ド定番FPSの「Battlefiled 4」でもフルHDなら快適にプレーできるが、4K解像度では画質をかなり落とす必要がありそうだ。

「Battlefiled 4」フレームレート計測結果
解像度 画質 最小FPS 最高FPS 平均FPS
4K 最高 10 32 20.1
20 41 33.3
33 66 51.9
フルHD 最高 35 86 68.1
29 116 93.8
52 151 118.1

 「マインクラフト」ではMODなしの状態でビデオ設定を最高品質にしてみたところ、mobや建物の多い街中で80fps以上、郊外のフィールドで120fps前後出ている。画面サイズは標準の854×480ドットだが、解像度を上げても快適にプレーできるだろう。負荷の高いMODを導入しても、問題なくプレーできるはずだ。

描画距離を「16 chunks」に設定し、そのほかの画質設定もすべて最高レベルに調整。キャラクターや建物が多い場所でも平均80~90fps程度で、快適にプレーできる

(次ページ「ノートで最新ゲームを存分に楽しむならコレ!」へ続く)

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