「やよいの青色申告 オンライン」「やよいの白色申告 オンライン」が取得
弥生、クラウド会計ソフトで初のPSQ認証を取得
弥生は12月22日、クラウド会計ソフト「やよいの青色申告 オンライン」「やよいの白色申告 オンライン」が、一般社団法人コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)が認定する「パッケージソフトウェア品質認証制度(PSQ認証制度)」のクラウドアプリケーションの品質認証第一号を取得したと発表した。
PSQ認証制度は、日本のパッケージソフトウェアの品質の高さを証明する為に、CSAJによって2013年6月に運用が開始された。カタログやウェブページなどの製品説明や、利用者が使うマニュアルなどの文書の内容が製品機能と一致していること、その機能を搭載するためのテストプロセスが、適正にドキュメント化され、且つ実施されていることが評価の基準となる。国際規格であるISO/IEC 25051:2006(JIS X 25051:2011)に準拠しており、公正性を確保するため、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の「ソフトウェア品質説明のための制度ガイドライン」に沿って制度設計を行った。
CSAJは、今年2月にISO/IEC 25051が改正され、対象範囲がクラウドを通じて提供されるソフトウェア製品やフリーソフト、スマートフォン向けソフトウェアまで拡大されたことから、クラウドアプリケーションもPSQ認証制度の対象とすることを決定し、新評価基準(β版)によるトライアル評価を今年の10月より開始した。今回、PSQ認証制度(新評価基準)において、弥生の2製品のほか、2社2プロダクトが品質認証を取得した。
昨今、業務系クラウドサービスが台頭し、多くのユーザーに利用されているが、品質を確認できる第三者評価基準が存在しなかった。弥生は、今回2製品がPSQ認証を取得したことで、安心してクラウド上で日々のお金の管理や確定申告業務を行うことが期待できるとしている。