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ポタフェス2014 第3回

PAWGoldの圧倒的な情報量に息をのむ、ポタフェス展示

2014年12月21日 08時00分更新

文● きゅう/ASCII.jp編集部

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バランス駆動が身近になる、ポタアンや変換アダプター

 RATOC audio Labsのブースでは、バランス駆動対応のポタアン「REX-KEB03」を参考出品。Lightningコネクター搭載でiPhoneなどと簡単に接続できるほか、Astell&Kernの4極2.5mm径×1本やソニーの2.5mm径×2の端子も選べる。ESS DAC搭載。DSD再生にも対応する。なかなか多機能な製品。

REX-KEB03。比較的薄型だが、かなりの多機能製品である。

 Olasonicブースでは「NANO UA1a」などのスピーカー出力をヘッドフォン・バランス駆動用の端子に変換するアダプターが参考出品されていた。写真のようにスピーカーケーブルを使ってコンポと接続する。

NANOコンポシリーズと組み合わせて、ヘッドフォンのバランス駆動が楽しめるアダプター。

リミテッド版、音質改善版のポータブル機器も豊富に

 ヒビノインターサウンドのブースで、iBasso Audioの「DX90j」の音質強化版「DX90j Limited Edition」を発見。近日発売として参考展示されている。オペアンプにバーブラウンの「OPA627」を採用したほか、使用部品を大きく見直している。このほか「D-ZERO MK2」「Oriolus」「P5」などかなり豊富な試作機が展示されているが、具体的な発売時期や価格に関しては公開されていない。

DX90jとLimited Editionの比較

ほかにもP5やOriolusなどかなり豊富なプロトタイプが並ぶ。

 オヤイデのブースにあった「Filo E12A」。来年発売予定で、カスタムIEM向けに特化した仕様とする代わりに、より解像度が高く、パワフルな再生ができるように設計しているという。オペアンプにはMUSES02を使用。価格としてはFilo E12登場時の価格より少し上を考えているという。

Filo E12A

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